JavaScriptのcall()メソッドとは?使い方をサンプルコードで解説
JavaScriptのcall()メソッドとは
JavaScriptの call() メソッドは、関数を呼び出すときに、第一引数として渡した別のオブジェクトを「this」として扱うための仕組みです。これにより、あるオブジェクトに定義されたメソッドを、別のオブジェクトのコンテキストで再利用できるようになります。
基本構文
call() メソッドは以下の形式で使用します。
関数.call(thisArg, 引数1, 引数2, ...)
- thisArg: 関数内で「this」として参照されるオブジェクト
- 引数1, 引数2, ...: 呼び出す関数に渡す個々の引数(カンマ区切りで指定)
call()メソッドの実装例
以下のコードを実行すると、person オブジェクトの fullName() メソッドが、myObject を「this」として呼び出されます。
<html>
<head>
<script>
var person = {
Name:"John",
Department: "Finance",
fullName: function() {
return this.Name + " is from " + this.Department + " Department";
}
}
var myObject = {
Name: "Amit",
Department: "Marketing",
}
x = person.fullName.call(myObject);
document.write(x);
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
実行結果
Amit is from Marketing Department
fullName() メソッド自体は person オブジェクトに定義されていますが、call(myObject) とすることで、「this」が myObject を指すようになります。そのため、出力される名前と部署は myObject のプロパティ値である「Amit」「Marketing」になります。
補足:apply()メソッドとの違い
似た動作をするメソッドに apply() があります。両者の違いは引数の渡し方のみで、call() は引数をカンマ区切りで個別に渡すのに対し、apply() は引数を配列としてまとめて渡します。
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