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JavaScriptで特定のページにのみCookieを設定する方法


Webサイト全体ではなく、特定のページにのみCookieを設定したいケースは少なくありません。そんなときに役立つのが、JavaScriptの「window.location.pathname」プロパティです。このプロパティは、現在表示しているページのパスとファイル名(例:/demo/page.html)を返すため、これをCookieのpath属性に指定することで、Cookieの有効範囲をそのページだけに限定できます。

Cookieのpath属性とは

Cookieには「path」という属性があり、どのパスに対してCookieを送信するかを制御できます。path属性を指定しない場合、Cookieはデフォルトで現在のディレクトリ配下全体に適用されます。一方、特定のページのパスを明示的に指定すれば、そのページへアクセスしたときにのみCookieが送信されるようになります。

実装例

以下のコードは、フォームに入力された名前をCookieとして保存し、そのCookieを現在のページ(window.location.pathnameで取得したパス)に限定して設定するサンプルです。

<html>
  <head>
    <script>
      function WriteCookie() {
        if( document.myform.customer.value == "" ) {
          alert("値を入力してください!");
          return;
        }
        cookievalue = escape(document.myform.customer.value) + ";";
        var myPath = window.location.pathname;

        document.cookie = "name=" + cookievalue + ";path=" + myPath;
        document.write("Cookieを設定しました : " + "name=" + cookievalue);
      }
    </script>
  </head>
  <body>
    <form name="myform" action="">
      名前を入力:<input type="text" name="customer"/>
      <input type="button" value="Cookieを設定" onclick="WriteCookie();"/>
    </form>
  </body>
</html>

コードのポイント

  • window.location.pathname:現在のページのパス(例:/demo/page.html)を取得します。
  • escape():入力値に含まれる特殊文字をエンコードし、Cookieとして安全な形式に変換します。ただし、escape()は非推奨となっているため、現在の開発ではencodeURIComponent()の使用が推奨されています。
  • path属性への動的な指定:取得したパスを「path=」の後に「+」で連結して指定します。ここで注意したいのは、変数myPathをそのまま文字列リテラルとして記述してしまう(例:path=myPath)と、リテラル文字列がそのまま設定されてしまい、意図した動作にならないという点です。必ず変数の値を連結するようにしてください。

まとめ

特定のページにのみCookieを設定するには、window.location.pathnameで現在のページのパスを取得し、それをCookieのpath属性に動的に指定します。これにより、Cookieの適用範囲を必要なページだけに絞り込むことができ、サイト内の他のページへの不要な影響を防げます。

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