文字列をJavaScriptの関数呼び出しに変換する方法
JavaScriptでは、文字列として保持されている関数名を使って、実際に関数を呼び出すことができます。最もシンプルで安全な方法は、グローバルオブジェクトである window のブラケット記法(角括弧記法)を利用するアプローチです。
文字列から関数を呼び出す基本の方法
JavaScriptでは、グローバルスコープで宣言された関数は window オブジェクトのプロパティとして登録されます。そのため、window["関数名"] の形式で、文字列から直接関数にアクセスして実行できます。
サンプルコード
以下のコードを実行すると、文字列で指定した関数名を使って関数が呼び出されます。
<html>
<body>
<script>
// 関数を定義
function myFunction(argument) {
alert('My function ' + argument);
}
// 呼び出したい関数名を文字列で指定
var functionName = 'myFunction';
// windowオブジェクト経由で関数を呼び出す
window[functionName]('is working.');
</script>
</body>
</html>
実行結果
このコードを実行すると、アラートで「My function is working.」と表示されます。文字列 'myFunction' が window[functionName] によって実際の関数に変換され、引数付きで呼び出されているのがわかります。
注意点
eval() を使えば文字列をそのままJavaScriptコードとして実行することもできますが、任意のコードが実行される危険性があるため、セキュリティ上の理由から避けるべきとされています。文字列から関数を呼び出したい場合は、上記のように window[関数名] の形式を使うのが安全で推奨される方法です。
また、ESモジュールや strict モードでは関数が必ずしも window オブジェクトに登録されない場合があります。そのような環境では、関数をオブジェクトにまとめて管理する方法も有効です。
const functions = {
myFunction: function(argument) {
console.log('My function ' + argument);
}
};
const functionName = 'myFunction';
functions[functionName]('is working.'); // My function is working.
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