JavaScriptで関数リテラルを使って関数を定義する方法をわかりやすく解説
JavaScriptでは、関数リテラル(function literal)を使うことで、名前のない関数(無名関数)を定義できます。この概念はJavaScript 1.2で導入されたもので、従来のfunction宣言とは異なる、もうひとつの関数定義の方法です。
関数リテラルとは?
関数リテラルは、関数を定義する「式」です。通常の関数宣言と違い、関数に名前を付けずにそのまま変数へ代入できるのが特徴です。この形式で定義された関数は無名関数(匿名関数)とも呼ばれ、変数経由で呼び出します。
基本的な構文
var 変数名 = function(引数1, 引数2) { 処理 };サンプルコード
以下の例では、関数リテラルを使って2つの引数を掛け合わせる無名関数を定義し、変数funcに代入しています。ボタンをクリックするとsecondFunction()が実行され、結果が画面に表示されます。
<html>
<head>
<script>
var func = function(x, y) { return x * y };
function secondFunction() {
var result;
result = func(10, 20);
document.write(result);
}
</script>
</head>
<body>
<p>次のボタンをクリックして関数を呼び出してください</p>
<form>
<input type="button" onclick="secondFunction()" value="Call Function">
</form>
<p>関数内の引数を変えて試してみてください...</p>
</body>
</html>実行結果
ボタンをクリックすると、func(10, 20)が評価され、200という結果が表示されます。
補足:モダンな書き方との比較
現在のJavaScript(ES6以降)では、同じ処理をより簡潔に書けるアロー関数も利用できます。
const func = (x, y) => x * y;
どちらも「式として関数を定義する」という点では共通していますが、アロー関数はthisの扱いなど挙動が異なる部分もあるため、用途に応じて使い分けることが重要です。
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