JavaScriptで関数本体内に関数を定義する方法【クロージャ活用】
JavaScriptで関数の内部に関数を定義し、それを呼び出したい場合はクロージャ(Closure)を活用しましょう。クロージャとは、呼び出された際に「宣言された時点のスコープ」を参照する関数のことです。重要なのは、関数が実行された場所ではなく、定義された場所のスコープが使われるという点です。
クロージャを使った実装例
以下のコードでは、即時実行関数式(IIFE)の中に display() と innerDisplay() の2つの関数を定義し、innerDisplay を戻り値として返しています。この innerDisplay() こそがJavaScriptのクロージャとして機能します。
var myFunction = (function () {
function display() {
// 5
};
function innerDisplay(a) {
if (/* some condition */) {
// 1
// 2
display();
} else {
// 3
// 4
display();
}
}
return innerDisplay;
})();
仕組みのポイント
- IIFE(即時実行関数式)により、外側の関数は即座に実行され、変数
myFunctionにはinnerDisplay関数が代入されます。 innerDisplayの内部からは、同じスコープで定義されたdisplayを自由に呼び出せます。displayは外部から直接アクセスできないため、プライベート関数としてカプセル化され、モジュールのような構造を実現できます。
このようにクロージャを利用すれば、関数本体内に補助的な関数を定義しながら、外部への露出を最小限に抑えた安全で整理されたコードを書くことができます。
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