JavaScript変数の命名規則を徹底解説!守るべきルールとキャメルケースの基本
JavaScript変数の命名規則(ルール)
JavaScriptで変数に名前を付ける際には、守らなければならない厳密な「ルール」(単なる推奨ガイドラインではなく、必須の規則)が存在します。ここでは、その基本ルールをわかりやすく解説します。
変数名に適用される基本ルール
- 変数名に使用できるのは、半角英数字(a〜z のアルファベットと 0〜9 の数字)、アンダースコア(
_)、ドル記号($)のみです。 - 変数名を数字で始めることはできません。
- 変数名の先頭は、アルファベット・ドル記号(
$)・アンダースコア(_)のいずれかで始める必要があります。 - 変数名にスペースを含めることはできません。
- 変数名には、
true、thisなどの予約語(reserved keywords)を使用できません。
予約語(Reserved Keywords)とは?
JavaScriptには、言語仕様として特別な意味を持つ「予約語」が数多く定義されています。これらの予約語をそのまま変数名として使おうとすると、次のようなエラーが発生します。
let this = "hey you"
// Uncaught SyntaxError: Unexpected token 'this'
このように this はJavaScriptにおいて特別な役割を持つキーワードであるため、変数名として利用すると構文エラー(SyntaxError)になります。let、const、function、class なども同様に予約語です。
大文字と小文字は区別される(Case Sensitivity)
JavaScriptでは、変数名の大文字と小文字は厳密に区別されます。次の2つの変数は、発音(読み方)はまったく同じですが、片方は大文字を含み、もう片方はすべて小文字です。
helloTherehellothere
JavaScriptの世界では、この2つはまったく別の変数として扱われます。そのため、変数を宣言するときも参照するときも、大文字・小文字の違いに常に注意を払うことが重要です。
推奨される命名スタイル:キャメルケース(camelCase)
変数名を大文字で始めること自体は可能ですが、素のJavaScript(バニラJavaScript)のコードで最も広く使われている命名パターンは「キャメルケース(camelCase)」です。これは、変数名の最初の単語の頭文字を小文字にし、2つ目以降の単語の頭文字を大文字にする記法です。
let aGoodRuleOfThumb
このように書くことで、単語の区切りが視覚的にわかりやすくなり、コードの可読性が大きく向上します。チーム開発やオープンソースのプロジェクトでもキャメルケースが事実上の標準となっているため、JavaScriptを学び始めたばかりの方は、最初からこの命名スタイルに慣れておくことをおすすめします。
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