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インポートせずにPythonモジュールの存在を確認する方法

Pythonでプログラムを実行する前に、特定のモジュールがインストールされているかどうかを確認したい場面はよくあります。実際にimport文で読み込んでしまうと、副作用が発生したり、不要な処理が走ったりする可能性があります。ここでは、モジュールを実際にインポートせずにその存在を確認するいくつかの方法を紹介します。

impモジュールとtry...exceptを使う方法(Python 2)

Python 2では、impモジュールのfind_module()関数をtry...except構文と組み合わせて使うことで、モジュールの存在を確認できます。

import imp
try:
    imp.find_module('eggs')
    found = True
except ImportError:
    found = False
print found

このコードを実行すると、以下のような出力が得られます。

False

この例では「eggs」というモジュールが見つからなかったため、Falseが出力されています。

pkgutil.iter_modules()を使う方法

pkgutilモジュールのiter_modules()関数を使うと、利用可能なすべてのモジュールを反復処理して、指定したモジュールが存在するかどうかを確認できます。

from pkgutil import iter_modules
def module_exists(module_name):
    return module_name in (name for loader, name, ispkg in iter_modules())
print module_exists('scrapy')

実行結果:

True

この例ではscrapyがPCにインストールされているため、Trueが返されます。

シェルから手軽に確認する方法

スクリプトを書くまでもなく、ターミナルやコマンドプロンプトから手軽に確認したい場合は、次のコマンドが便利です。

python -c "help('modules');" | grep yourmodule

このコマンドは、Pythonに認識されている全モジュールの一覧を出力し、それをgrepでフィルタリングして目的のモジュール名が含まれているかを調べます。

補足:Python 3での推奨される方法

なお、impモジュールはPython 3では非推奨(deprecated)となり、後に削除されました。Python 3環境では、代わりに標準ライブラリのimportlib.util.find_spec()を使用するのが推奨されています。

import importlib.util

def module_exists(module_name):
    return importlib.util.find_spec(module_name) is not None

print(module_exists('scrapy'))

この方法なら、モジュールを実際に実行・読み込みすることなく、その存在だけを安全に確認できます。モジュールが存在しない場合はNoneが返されるため、戻り値がNoneかどうかを判定すればよいのです。

用途に応じてこれらの方法を使い分けることで、依存関係のチェックや条件付きインポートなどを柔軟に実装できるようになります。

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