Pythonでファイルのパーミッション(アクセス権)を取得する方法
Pythonでファイルのパーミッション情報を取得するには、標準ライブラリの os モジュールが提供する stat() 関数を使用します。この関数は、指定したパスに対してOSのstatシステムコールを実行し、ファイルに関する詳細なメタデータを返します。
基本的な使い方
まずは、os.stat() を使った最もシンプルな例を見てみましょう。
import os
st = os.stat("file.dat")
os.stat() はファイル名を引数として受け取り、次の10個の要素からなるタプルを返します。
(mode, ino, dev, nlink, uid, gid, size, atime, mtime, ctime)
戻り値の各要素の意味
- mode: ファイルモード(パーミッション情報を含む)
- ino: iノード番号
- dev: デバイスID
- nlink: ハードリンクの数
- uid: 所有者のユーザーID
- gid: 所有者のグループID
- size: ファイルサイズ(バイト単位)
- atime: 最終アクセス時刻
- mtime: 最終更新時刻
- ctime: メタデータの最終変更時刻
パーミッションマスクの抽出方法
ファイルのパーミッション情報は、タプルの先頭要素であるmode変数に格納されています。インデックスを使えば st[0] で参照できますが、可読性を高めるためには名前付き属性 st.st_mode の使用をおすすめします。
さらに、stat モジュールの S_IMODE() 関数を組み合わせると、パーミッションビットだけをきれいに取り出せます。
import os
import stat
st = os.stat("file.dat")
permission_mask = stat.S_IMODE(st.st_mode)
print(oct(permission_mask)) # 出力例: 0o644
結果は通常8進数で表現されます。たとえば 0o644 は「所有者に読み書き権限、グループとその他のユーザーに読み取り専用権限」が付与されていることを意味します。このようにして、Pythonでは簡単かつ確実にファイルのパーミッションマスクを取得することができます。
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