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Pythonでファイルを開くときにバッファサイズを指定する方法をわかりやすく解説

open()関数でバッファサイズを指定する基本

Pythonでファイルを開く際、open()関数の第3引数に整数を渡すことで、バッファサイズ(バッファリングポリシー)を制御できます。ここでは、Python 2とPython 3それぞれにおける指定方法と挙動の違いを解説します。

Python 2の場合

Python 2のopen関数は、次のように3つの引数を受け取ります。

open(name[, mode[, buffering]])

第3引数のbufferingは省略可能で、ファイルに適用したいバッファサイズを指定します。各値の意味は以下の通りです。

  • 0:バッファリングなし(無効化)
  • 1:行単位のバッファリング(ラインバッファリング)
  • その他の正の整数:その値(バイト数)に近いサイズのバッファを使用
  • 負の値:システムデフォルトを使用(ttyデバイスでは通常ラインバッファリング、それ以外のファイルでは完全バッファリング)

引数を省略した場合も、システムデフォルトが適用されます。

指定例:128バイトのバッファでファイルを開く

>>> open('my_file', 'r+', 128)

Python 3の場合

Python 3では、open関数の定義は以下のようになっています。

open(file, mode='r', buffering=-1, encoding=None, errors=None, newline=None, closefd=True, opener=None)

bufferingはオプションの整数引数で、バッファリングポリシーを設定します。

  • 0:バッファリングをオフにする(バイナリモードでのみ許可)
  • 1:ラインバッファリングを選択(テキストモードでのみ使用可能)
  • 1より大きい整数:そのサイズ(バイト)の固定サイズチャンクバッファを使用

buffering引数を省略した場合のデフォルト動作

bufferingを指定しなかった場合、以下のデフォルトポリシーが適用されます。

  • バイナリファイル:固定サイズのチャンクでバッファリングされます。バッファサイズは、基盤となるデバイスの「ブロックサイズ」を推測するヒューリスティックによって決定され、判定できない場合はio.DEFAULT_BUFFER_SIZEがフォールバックとして使われます。
  • 「対話的」なテキストファイルisatty()Trueを返すファイル(ターミナルなど)はラインバッファリングを使用します。それ以外のテキストファイルは、上記のバイナリファイルと同じポリシーに従います。

まとめ:実装例はPython 2と共通

実際のコード例は、Python 2とPython 3で同じ書き方が使えます。たとえば、128バイトのバッファサイズでファイルを開きたい場合は、次のように記述します。

>>> open('my_file', 'r+', 128)

このように、buffering引数を活用することで、ファイルI/Oのパフォーマンスや動作を用途に応じて細かく制御できます。特に大量データを読み書きする場合は、適切なバッファサイズの指定が処理速度の向上につながることもあります。

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