【Python入門】正規表現でテキストから数値を抽出する方法をわかりやすく解説
Pythonでテキスト処理を行う際、「文章の中から数字だけを取り出したい」という場面は非常によくあります。そんなときに活躍するのが、標準ライブラリの re モジュールと正規表現です。この記事では、目的別に使える抽出パターンをサンプルコード付きで解説します。
数字を1文字ずつ個別に抽出する
テキスト内のすべての数字を1桁ずつバラバラに抽出したい場合は、正規表現パターン \d を使用します。\d は「半角数字1文字」にマッチするメタ文字です。
サンプルコード
import re s = '12345 abcdf 67' result = re.findall(r'\d', s) print(result)
実行結果
['1', '2', '3', '4', '5', '6', '7']
re.findall() は、パターンにマッチしたすべての文字列をリストとして返します。この例では、英字部分「abcdf」や空白は無視され、数字だけが順番に取り出されています。
連続する数値をまとめて抽出する
「12345」や「67」のように、連続した数字をひとつの数値のかたまりとして取得したい場合は、\d の後ろに + を付けた \d+ を使います。+ は「直前のパターンの1回以上の繰り返し」を意味するため、1桁以上の数字の並び全体にマッチします。
サンプルコード
import re s = '12345 abcdf 67' result = re.findall(r'\d+', s) print(result)
実行結果
['12345', '67']
このように、\d と \d+ を使い分けるだけで、抽出結果の粒度を自由にコントロールできます。
応用:小数や負の数も含めて抽出する
実務では、小数点以下やマイナス記号を含む数値を扱いたいケースもあります。その場合は、パターンを少し工夫しましょう。
サンプルコード
import re s = '気温は -12.5度、円周率は 3.14 です' result = re.findall(r'-?\d+\.?\d*', s) print(result)
実行結果
['-12.5', '3.14']
-?… マイナス記号があれば(なくても)マッチさせる\.?… 小数点があればマッチさせる\d*… 小数部の数字が0桁以上あればマッチさせる
まとめ
\d:数字を1文字ずつ個別に抽出できる\d+:連続する数字をかたまり(整数)として抽出できる- 小数や負の数にも対応させたい場合は、
-?\d+\.?\d*のようなパターンを組み合わせる
なお、上記のコードはPython 3系を想定しています。古い資料では print result のように括弧なしで書かれていることがありますが、Python 3以降では print() は関数なので必ず括弧を付けてください。
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