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Pythonのクラス継承とインスタンス化をわかりやすく解説

継承(Inheritance)とは

Pythonはオブジェクト指向プログラミング言語であり、クラスの「継承」をサポートしています。さらに、複数のクラスから同時に継承できる「多重継承」にも対応している点が大きな特徴です。

あるクラスが別のクラスの属性(変数)やメソッド(振る舞い)を受け継ぐとき、受け継がれる元となるクラスをスーパークラス(基底クラス・親クラス)、受け継ぐ側のクラスをサブクラス(派生クラス・子クラス)と呼びます。つまり、継承とは、既存のクラスにほとんど変更を加えることなく、新しいクラスを定義するための仕組みのことです。

以下は、複数のクラスを継承するサブクラスを定義する例です。

class A:            # クラスAを定義
    pass

class B:            # クラスBを定義
    pass

class C(A, B):      # AとBを継承したサブクラスC
    pass

インスタンス化(Instantiation)とは

クラスのインスタンス化とは、そのクラスをもとに新しいオブジェクトを生成することを指します。生成されたオブジェクトは、元のクラスが持つすべての変数やメソッドを受け継ぎます。

Pythonでインスタンスを生成する方法は非常にシンプルです。関数を呼び出すようにクラス名を記述し、__init__メソッドで定義された引数を渡すだけでOKです。戻り値として、新しく作成されたオブジェクトが返されます。

コード例

class Foo():
    def __init__(self, x, y):
        print(x + y)

f = Foo(3, 4)

実行結果

7

この例では、Foo(3, 4)と記述することでインスタンスが生成されます。その際、コンストラクタである__init__メソッドが自動的に呼び出され、引数xとyの合計値「7」が出力されます。このように、クラス定義とインスタンス化を組み合わせることで、再利用性の高いコードを効率的に書くことができます。

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