Pythonの「<>」演算子とは?Python 2とPython 3での違いを解説
Pythonには、2つの値が「等しくない」ことを判定するための比較演算子として、かつて「<>」という記法が存在していました。これは数式における「≠」に相当する演算子で、Python 2.x系で利用できました。同じ動作をする「!=」演算子もありますが、Python 3.xでは「<>」演算子は廃止され、使用するとエラーになる点に注意が必要です。
Python 2.7での使用例
Python 2.7では、「<>」と「!=」のどちらも「等しくない」判定として同じ結果を返します。
>>> a=5 >>> b=7 >>> a<>b True >>> a!=b True
上の例では、a=5とb=7という異なる値を比較しているため、どちらの演算子を使ってもTrueが返されます。
Python 3での挙動
一方、Python 3で「<>」演算子を使用すると、SyntaxError(構文エラー)が発生します。
>>> a=5 >>> b=6 >>> a!=b True >>> a<>b SyntaxError: invalid syntax
まとめ:バージョン移行時の注意点
- Python 2.x:「<>」と「!=」の両方が使用可能
- Python 3.x:「<>」は廃止され、「!=」のみ有効
古いPython 2のコードをPython 3へ移行する際は、「<>」をすべて「!=」に書き換える必要があります。現在の開発では、互換性と可読性の観点から「!=」の使用が推奨されています。
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