Pythonで小数点以下2桁に丸める方法【round関数の使い方を解説】
Pythonで数値を小数点以下2桁に丸めたい場合は、組み込み関数の round() を使うのが最も簡単な方法です。この記事では、round() の基本的な使い方から、知っておくべき注意点、より正確な丸めを行う代替手段まで詳しく解説します。
round()関数の基本的な使い方
round() 関数は2つの引数を受け取ります。
- 第1引数:丸め対象となる数値
- 第2引数:丸める小数点以下の桁数
小数点以下2桁に丸めたい場合は、第2引数に 2 を指定します。小数点第3位の数字が5以上であれば、第2位の数字は1つ繰り上がります。
>>> round(1.4756, 2)
1.48
>>> round(1.3333, 2)
1.33
注意点:Pythonの丸めは「偶数への丸め」
Pythonの round() は、一般的な「四捨五入」とは少し挙動が異なります。端数がちょうど5のとき、より近い偶数側に丸められる「銀行家の丸め(banker's rounding)」が採用されているためです。
>>> round(2.5)
2
>>> round(3.5)
4
通常の四捨五入と同じ結果が必要な場面では、後述の decimal モジュールを使用しましょう。
表示用に整形したい場合:f文字列やformat()
計算結果そのものではなく、画面表示や出力のために小数点以下2桁で整形したい場合は、f文字列や format() メソッドが便利です。
>>> f"{1.4756:.2f}"
'1.48'
>>> "{:.2f}".format(1.3333)
'1.33'
厳密な精度が必要な場合:decimalモジュール
金額計算など、浮動小数点数の誤差が許容できない場面では、標準ライブラリの decimal モジュールを使うのがおすすめです。ROUND_HALF_UP を指定すれば、一般的な四捨五入と同じ動作になります。
>>> from decimal import Decimal, ROUND_HALF_UP
>>> Decimal("1.4756").quantize(Decimal("0.01"), rounding=ROUND_HALF_UP)
Decimal('1.48')
このように、用途に応じて round()、f文字列、decimal モジュールを使い分けることで、Pythonでの小数点以下2桁の処理を正確かつ柔軟に行えます。
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