PythonでWebページをクロールして最頻出単語を抽出するプログラム
本記事では、Webページをクロールして単語の出現頻度をカウントし、最も頻出する単語を抽出するPythonプログラムを紹介します。
クローリングには requests モジュールと BeautifulSoup モジュールを使用します。これらのライブラリを組み合わせることで、シンプルなWebクローラーを作成し、対象ページからテキストデータを抽出してリストに格納することができます。
処理の流れ
- 指定したURLからHTMLソースコードを取得する
- BeautifulSoupでHTMLを解析し、本文部分(div要素)のテキストを抽出する
- テキストを小文字化・分割して単語リストを作成する
- 記号などの不要な文字を除去してクリーンなリストに整形する
- 辞書を使って各単語の出現回数をカウントする
- Counterで上位10件の頻出単語を出力する
サンプルコード
import requests
from bs4 import BeautifulSoup
import operator
from collections import Counter
def my_start(url):
my_wordlist = []
my_source_code = requests.get(url).text
my_soup = BeautifulSoup(my_source_code, 'html.parser')
for each_text in my_soup.findAll('div', {'class':'entry-content'}):
content = each_text.text
words = content.lower().split()
for each_word in words:
my_wordlist.append(each_word)
clean_wordlist(my_wordlist)
# 不要な記号を取り除く関数
def clean_wordlist(wordlist):
clean_list = []
for word in wordlist:
symbols = '!@#$%^&*()_-+={[}]|\;:"<>?/., '
for i in range(0, len(symbols)):
word = word.replace(symbols[i], '')
if len(word) > 0:
clean_list.append(word)
create_dictionary(clean_list)
def create_dictionary(clean_list):
word_count = {}
for word in clean_list:
if word in word_count:
word_count[word] += 1
else:
word_count[word] = 1
c = Counter(word_count)
# 最も多く出現した要素を返す
top = c.most_common(10)
print(top)
# メイン処理
if __name__ == '__main__':
my_start("https://www.tutorialspoint.com/python3/python_overview.htm/")
コードの解説
my_start関数
引数として受け取ったURLにアクセスし、HTMLソースコードを取得します。続いてBeautifulSoupでHTMLを解析し、class="entry-content" を持つdiv要素内のテキストをすべて抽出します。テキストは lower() で小文字に統一し、split() で単語ごとに分割してリストへ追加していきます。
clean_wordlist関数
単語リストから記号や不要な文字を除去する関数です。あらかじめ定義した記号一覧を1文字ずつ走査し、単語内に含まれる場合は空文字に置き換えます。処理後、長さが0より大きい単語だけをクリーンなリストに残し、次の集計処理へ渡します。
create_dictionary関数
クリーン化された単語リストを受け取り、辞書型で各単語の出現回数をカウントします。最後に collections.Counter の most_common(10) メソッドを使い、出現頻度の高い上位10件の単語とその回数をタプルのリストとして表示します。
実行結果

プログラムを実行すると、指定したページ内で最も多く使われている単語が頻度順に出力されます。URLや抽出対象のHTML要素を変更すれば、任意のWebページのテキスト分析にも簡単に応用できます。
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