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Pythonのcollections.Counter()を使ってアナグラムを判定する方法

アナグラムとは

2つの文字列が、使用している文字とその出現回数が完全に同じであれば(順序は問わない)、それらは互いに「アナグラム」であると言えます。このチュートリアルでは、Pythonのcollections.Counter()メソッドを使ってアナグラムを判定する方法を解説します。

入力:
string_one = "cat"
string_two = "tac"
出力:
True

collections.Counter()とは

collections.Counter()は、文字列内の各文字の出現回数(頻度)を格納した辞書型のオブジェクトを返します。Counterオブジェクトには、most_common()(最も多く出現する要素の取得)やユニークな要素の抽出、カウントなど、便利なメソッドが多数用意されています。

Counterオブジェクトの基本例

# collectionsモジュールをインポート
import collections

# Counterオブジェクトを作成
counter = collections.Counter("Hafeez")

# Counterの中身を表示
print(counter)

# 文字列内で最も多く出現する文字を表示
print("\nMost common character")
print(counter.most_common(1))

実行結果

上記のプログラムを実行すると、次のような結果が出力されます。

Counter({'e': 2, 'H': 1, 'a': 1, 'f': 1, 'z': 1})
Most common character
[('e', 2)]

このように、Counterオブジェクトは各文字をキー、出現回数を値として保持しており、most_common(1)メソッドを使えば最も頻度の高い文字を簡単に取得できます。

アナグラム判定の手順

collections.Counter()を使ったアナグラム判定は、以下の手順で行います。

1. 比較対象となる2つの文字列を用意する。
2. それぞれの文字列に対してcollections.Counter()オブジェクトを作成する。
3. 両方のオブジェクトが等しい場合:
    3.1. Trueを出力する。
4. 等しくない場合はFalseを出力する。

サンプルコード

# collectionsモジュールをインポート
import collections

# 文字列を初期化
string_one = "cat"
string_two = "atc"

# 両方の文字列のCounterオブジェクトを比較
if collections.Counter(string_one) == collections.Counter(string_two):
    # 等しいのでTrueを出力
    print(True)
else:
    # 等しくないのでFalseを出力
    print(False)

実行結果

上記のプログラムを実行すると、次のような結果が出力されます。

True

「cat」と「atc」は同じ文字(c・a・t)を1回ずつ含んでいるため、Counterオブジェクト同士が等しくなり、Trueが出力されます。この方法なら、文字の並び順に関係なく、文字の構成だけでアナグラムかどうかを正確に判定できます。

まとめ

collections.Counter()を利用すれば、文字ごとの出現回数を簡単に比較でき、アナグラム判定をわずか数行のコードで実装できます。ソートを使う方法よりも直感的で可読性が高いのが特徴です。このチュートリアルについて質問や不明な点がある場合は、ぜひコメント欄でお知らせください。

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