Pythonで学ぶ奇偶転置ソート(ブリックソート)の実装方法
この記事では、以下の問題に対する解決策について詳しく解説します。
問題の概要
問題文: 与えられた配列を、ブリックソート(奇偶転置ソート)を用いて昇順に並べ替えます。
このアルゴリズムには「奇数フェーズ」と「偶数フェーズ」という2つの段階があります。奇数フェーズでは奇数番目のインデックスの要素に対してバブルソートを行い、偶数フェーズでは偶数番目のインデックスの要素に対してバブルソートを行います。これらを交互に繰り返すことで、配列全体が整列される仕組みです。
それでは、実際の実装例を見ていきましょう。
サンプルコード
def oddEvenSort(arr, n):
# ソート完了を判定するフラグ
isSorted = 0
while isSorted == 0:
isSorted = 1
temp = 0
# 奇数フェーズ:奇数インデックスの要素を比較・交換
for i in range(1, n-1, 2):
if arr[i] > arr[i+1]:
arr[i], arr[i+1] = arr[i+1], arr[i]
isSorted = 0
# 偶数フェーズ:偶数インデックスの要素を比較・交換
for i in range(0, n-1, 2):
if arr[i] > arr[i+1]:
arr[i], arr[i+1] = arr[i+1], arr[i]
isSorted = 0
return
arr = [1,4,2,3,6,5,8,7]
n = len(arr)
oddEvenSort(arr, n)
print("Sorted sequence is:")
for i in range(0, n):
print(arr[i], end=" ")
実行結果
Sorted sequence is: 1 2 3 4 5 6 7 8
処理の流れとポイント
すべての変数はローカルスコープ内で宣言されており、各ループ処理の中で参照されます。isSorted フラグは、一度も交換が発生しなくなった時点(つまり配列が完全に整列された時点)で while ループを抜けるための重要な役割を担っています。
なお、奇偶転置ソートは並列化しやすいアルゴリズムとして知られており、マルチプロセッサ環境でのソート処理にも応用されています。計算量は平均・最悪ともに O(n²) となるため、大規模なデータには不向きですが、シンプルな実装で理解しやすいのが特徴です。
まとめ
本記事では、Pythonを使って奇偶転置ソート(ブリックソート)を実装する方法を学びました。奇数フェーズと偶数フェーズを交互に繰り返すというシンプルな考え方で、バブルソートの変種として動作するこのアルゴリズムは、ソートアルゴリズムの基礎を理解するうえで非常に良い題材です。ぜひ自分のコードでも試してみてください。
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