【Python入門】秒を「時:分:秒」形式に変換する3つの方法
はじめに
この記事では、「与えられた秒数を時・分・秒の形式に変換する」という問題に対する解決策を、3つの異なるアプローチとともに分かりやすく解説します。プログラムで経過時間やタイマーを扱う際によく使われる処理なので、ぜひ参考にしてください。
アプローチ1: 算術演算による力任せの方法(ブルートフォース)
剰余演算子(%)と整数除算演算子(//)を組み合わせることで、24時間以内の秒数から時・分・秒をそれぞれ求めることができます。ロジックがシンプルで、標準モジュールに依存しないのが特徴です。
コード例
def convert(seconds):
seconds = seconds % (24 * 3600)
hour = seconds // 3600
seconds %= 3600
minutes = seconds // 60
seconds %= 60
return "%02d:%02d:%02d" % (hour, minutes, seconds) # フォーマットして返す
n = 23451
print(convert(n))
実行結果
06:30:51
%02d を使うことで、各値が必ず2桁で表示され、見やすい出力になります。
アプローチ2: datetimeモジュールを利用する方法
Pythonの標準ライブラリである datetime モジュールには、時間差を表す timedelta クラスが用意されています。これを活用すれば、わずか数行で変換処理を実装でき、コードも非常に読みやすくなります。
コード例
# datetimeモジュールを使用
import datetime
def convert(n):
return str(datetime.timedelta(seconds=n))
n = 23451
print(convert(n))
実行結果
6:30:51
なお、この方法の出力は先頭のゼロが省略されるため、6:30:51 のように表示される点に注意してください。
アプローチ3: timeモジュールを利用する方法
time モジュールの gmtime() 関数と strftime() 関数を組み合わせると、指定したフォーマットの時間文字列を簡単に生成できます。
コード例
# timeモジュールを使用
import time
def convert(seconds):
return time.strftime("%H:%M:%S", time.gmtime(seconds))
n = 23451
print(convert(n))
実行結果
06:30:51
gmtime() はエポック(1970年1月1日)からの秒数を時間構造体に変換する関数です。フォーマット指定子 %H:%M:%S により、時・分・秒を2桁ずつ整形した文字列が得られます。
まとめ
この記事では、Pythonで秒数を時・分・秒に変換する3つの方法を紹介しました。
- 算術演算による方法: ロジックを自分で制御でき、依存モジュールなしで実装可能
- datetimeモジュール: コードが最もシンプルで可読性が高い
- timeモジュール: フォーマット指定が柔軟で、2桁固定の出力が得られる
用途や好みに応じて最適な方法を選択し、日々の開発に役立ててください。
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