PythonでWindowsレジストリにアクセスする方法(winregモジュールの使い方)
Pythonは汎用性が高く、ユーザーが開発した豊富なモジュールが利用できるため、OSレベルのプログラミングにも適しています。本記事では、Pythonを使ってWindowsオペレーティングシステムのレジストリにアクセスする方法を解説します。
winregモジュールとは
Windowsレジストリを操作するには、Python標準ライブラリのwinregモジュールをインポートします。このモジュールはWindows専用であり、追加インストールなしですぐに使用できるのが特徴です。
レジストリへのアクセス手順
以下の例では、winregモジュールを使って、まずConnectRegistry関数でレジストリに接続し、次にOpenKey関数で目的のキーを開きます。最後にforループを設計し、取得したキーの内容を出力します。
サンプルコード
import winreg
# レジストリ内のキーへ接続
access_registry = winreg.ConnectRegistry(None, winreg.HKEY_LOCAL_MACHINE)
access_key = winreg.OpenKey(access_registry, r"SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion")
# キーにアクセスして、その配下のレジストリディレクトリを列挙
for n in range(20):
try:
x = winreg.EnumKey(access_key, n)
print(x)
except:
break実行結果
上記のコードを実行すると、次のような結果が得られます。
ApplicationFrame AppModel Appx Audio Authentication AutoRotation BITS Casting ClosedCaptioning CloudExperienceHost Component Based Servicing …….. …..
コードのポイント
- ConnectRegistry(None, winreg.HKEY_LOCAL_MACHINE):第一引数にNoneを指定するとローカルコンピュータのレジストリに接続します。リモートマシン名を指定することも可能です。
- OpenKey:指定したパスのレジストリキーを開き、ハンドルを返します。raw文字列(r"...")を使うことでバックスラッシュのエスケープを避けられます。
- EnumKey:開いたキーの配下にあるサブキーをインデックス順に列挙します。存在しないインデックスに到達すると例外が発生するため、try-exceptでbreakしています。
なお、レジストリの値を読み書きする場合はQueryValueExやSetValueExなどの関数も利用できます。システム設定に影響する操作のため、書き込みを行う際は事前にレジストリのバックアップを取ることをおすすめします。
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