Python PandasでSeries内の複数の特殊文字を含む単語の総数を求める方法
PandasのSeriesに含まれる各文字列の中から、2つ以上の特殊文字を持つ要素の総数を求める方法を、複数のアプローチに分けて解説します。
問題の概要
入力 − 次のようなSeriesがあると仮定します。
0 fruits!! 1 *cakes* 2 $nuts 3 #drinks dtype: object
期待される結果 − 2つ以上の特殊文字を含む要素の総数は「2」です。この例では「fruits!!」(!が2個)と「*cakes*」(*が2個)が該当します。
それでは、この問題に対する複数の解決策を見ていきましょう。
解決策1:forループとstring.punctuationを使う方法
以下の手順で実装します。
- pandasのSeriesを定義する
string.punctuationから特殊文字のリストを作成する- 特殊文字カウント用と合計カウント用の変数を0で初期化する
- forループでSeriesの各値に順番にアクセスし、1文字ずつ特殊文字リストと比較する
for i in data:
chars_count = 0
for j in list(i):
if j in special_char:
chars_count = chars_count+1
続いて、if条件でカウント値をチェックし、1つの要素に含まれる特殊文字の数が1より大きい場合は、合計カウントを+1します。
if(chars_count>1):
total_count = total_count+1
print(total_count)
実装例
理解を深めるために、実際のコード全体を見てみましょう。
import pandas as pd
import string
l = ["Fruits!!","*Cakes*","$Nuts","#Drinks"]
data = pd.Series(l)
chars=string.punctuation
special_char=list(chars)
total_count = 0
for i in data:
chars_count = 0
for j in list(i):
if j in special_char:
chars_count = chars_count+1
if(chars_count>1):
total_count = total_count+1
print(total_count)
解決策2:正規表現とlambda関数・filterを使う方法
より簡潔に書きたい場合は、正規表現(reモジュール)とfilterメソッド、lambda関数を組み合わせる方法が有効です。
以下の手順で実装します。
- 文字列のリストを定義する
re.findall(r"\W", x)で、英数字以外の文字(特殊文字)を抽出する- 抽出結果の長さが1より大きい要素のみを
filterで残し、Series化する
l=["fruits!!","*cakes*","$nuts","#drinks"] data=pd.Series(filter(lambda x:1<len(re.findall(r"\W",x)),l))
解決策3:正規表現版の完全なコード例
実装例
import pandas as pd
import re
l=["fruits!!","*cakes*","$nuts","#drinks"]
data=pd.Series(filter(lambda x:1<len(re.findall(r"\W",x)),l))
print("count:",len(data))
出力結果
上記プログラムの出力は以下の通りです。
2
どちらの方法でも、「fruits!!」と「*cakes*」の2つの要素が2つ以上の特殊文字を含むため、結果は2となります。処理の流れを細かく制御したい場合は解決策1、コードの簡潔さや可読性を重視する場合は解決策2・3の正規表現を使った方法がおすすめです。
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