OpenCVのmedianBlur()関数を使って画像をぼかす方法
この記事では、OpenCVライブラリに用意されている medianBlur() 関数を使って、画像にぼかし(ブラー)処理を加える方法を解説します。メディアンブラー(中央値フィルタ)は、画像のエッジ(輪郭)を比較的きれいに保ちながら、ノイズを効果的に除去できるのが大きな特徴です。塩胡椒ノイズのような極端な明暗のノイズ除去に特に有効とされています。
元画像

アルゴリズム
手順1:cv2 をインポートする。 手順2:画像を読み込む。 手順3:cv2.medianBlur() 関数に画像とカーネルサイズを渡す。 手順4:処理後の画像を表示する。
サンプルコード
import cv2
image = cv2.imread("testimage.jpg")
image = cv2.medianBlur(image, 7)
cv2.imshow("medianblur", image)
第2引数に指定している「7」がカーネルサイズです。この値は奇数である必要があり、大きくするほどぼかし効果が強くなります。用途に応じて 3、5、7 などの値を調整してみてください。
なお、実際にウィンドウを表示して確認する場合は、cv2.imshow() の後に cv2.waitKey(0) と cv2.destroyAllWindows() を追加すると、キー入力まで画像が表示され続けます。
出力結果

-
OpenCVを使って画像・動画のエッジを検出するPythonプログラムの書き方
この記事では、Pythonを使って画像や動画ファイルからエッジ(輪郭)を検出する方法を解説します。エッジ検出には、コンピュータビジョン向けに設計されたオープンソースライブラリ「OpenCV」を使用します。OpenCVはもともとIntelによって開発されたライブラリで、BSDライセンスのもとで無料で利用できます。OpenCVの機能を使うには、pipでインストールを行います。インストール時にNumPyモジュールも自動的にダウンロードされるため、別途用意する必要はありません。sudo pip3 install opencv-python今回の入力には動画ファイルを使用しますが、Webカメラを接続すれ
-
Python・OpenCVでヒストグラム平坦化を実装する方法|cv2.equalizeHist()の使い方
ヒストグラム平坦化(Histogram Equalization)とは ヒストグラム平坦化は、画像処理において画像のヒストグラムを利用してコントラストを調整する手法です。 この手法は、多くの画像の全体的なコントラストを向上させる効果があります。特に、画像内の有効なデータが近いコントラスト値で表現されている場合に威力を発揮します。この調整を行うことで、輝度値がヒストグラム上により均等に分布するようになり、局所的にコントラストが低い領域でも高いコントラストを得られるようになります。 OpenCVの cv2.equalizeHist() 関数 OpenCVには、この処理を実行するための関数 cv2