Python
 Computer >> コンピューター >  >> プログラミング >> Python

Pythonで飲めるウォーターボトルの最大本数を求めるプログラム

問題概要

満杯の水ボトルが n 本あるとします。ここで、空きボトル m 個 を交換すると満杯のボトル 1 本と引き換えられるというルールがあります。満杯のボトルを飲むと、そのボトルは空きボトルになります。このとき、合計で最大何本の水ボトルを飲めるかを求めるのがこの問題です。

具体例

たとえば、入力が n = 9m = 3 の場合、出力は 13 になります。その理由は以下の通りです。

  • 最初に 9 本の満杯ボトルがあり、すべて飲むと 9 本の空きボトルになります。
  • 9 ÷ 3 = 3 なので、空きボトル 9 個から満杯ボトル 3 本と交換できます。
  • その 3 本をすべて飲むと、再び空きボトルが 3 個手に入ります。
  • さらに 3 個の空きボトルで満杯ボトル 1 本と交換し、それを飲みます。
  • 合計は 9 + 3 + 1 = 13 本 となります。

解法のアプローチ

この問題は、次の手順で解くことができます。

  • x := n(現在のボトル数)、s := 0(交換で得たボトル数の累計)、k := 0(余り)として初期化します。
  • x >= m の間、以下を繰り返します。
    • k := x mod m:交換に使えない余りの空きボトル数を求めます。
    • x := x / m の商:交換して得られる新しい満杯ボトル数を計算します。
    • s := s + x:新たに得られたボトル数を累計に加算します。
    • x := x + k:飲んだ分の空きボトルと余りを合算します。
  • 最後に n + s を返します。

Pythonでの実装例

理解を深めるために、以下の実装を見てみましょう。

def solve(n, m):
    x = n
    s = 0
    k = 0
    while x >= m:
        k = x % m
        x = x // m
        s = s + x
        x = x + k
    return n + s

n = 9
m = 3
print(solve(n, m))

入力

9, 3

出力

13

まとめ

このアルゴリズムは、ボトルの交換プロセスを単純なループでシミュレートするものです。各ループで現在の空きボトルを可能な限り交換し、余りを保持しながら処理を繰り返すことで、飲めるボトルの総本数を効率的に求められます。ループごとにボトル数が m 分の 1 になっていくため、計算量は O(log n) 程度と非常に効率的です。

  1. 直方体を一刀で切断!切り分けられたキューブの数を求めるPythonプログラム

    問題概要 一辺の長さが a、b、c の単位立方体(キューブ)を組み合わせて、a×b×c の直方体を作ることを考えます。ただし、a、b、c はペアごとに互いに素、すなわち gcd(a, b) = gcd(b, c) = gcd(c, a) = 1 を満たすものとします。 この直方体を、下の図のように頂点 P・Q・R を通る平面でたった一刀で2つに切断します。このとき、断面によって「2つに切り分けられてしまう」単位立方体が何個あるかを求めるのがこの問題です。複数のテストケースが配列として与えられるので、それぞれのケースについて答えを計算して返します。 切断は、頂点 P、Q、R の3点を通る平面

  2. Pythonで捕まえられる雨水の総量を計算するプログラム(トレッピング・レイン・ウォーター問題)

    非負整数からなる長さ n の配列が与えられているとします。各要素はバーの高さを表し、それぞれのバーの幅は1です。このとき、雨が降った後に溜め込むことのできる水の総量を計算するのが本記事のテーマです。状況を図にすると、以下のようになります。図を見ると、水が溜まっている部分(青い箱)は全部で8個あります。したがって、このケースの出力は8となります。解法のアプローチこの問題は「スタック」を利用することで効率よく解けます。全体の手順は以下の通りです。スタック st、変数 water := 0、インデックス i := 0 を用意するi が高さ配列のサイズ未満である間、次の処理を繰り返すスタックが空である