Pythonで特定のルールに従って生成した配列の最大値を求めるプログラム
この記事では、特別なルールに従って生成された配列の中から最大値を求めるPythonプログラムを解説します。
問題の概要
ある整数 n が与えられたとします。このとき、次のルールに従って長さ n + 1 の配列 A を生成することを考えます。
- A[0] = 0
- A[1] = 1
- A[2 * i] = A[i](2 ≤ 2 * i ≤ n の場合)
- A[2 * i + 1] = A[i] + A[i + 1](2 ≤ 2 * i + 1 ≤ n の場合)
つまり、偶数番目の要素は半分のインデックスの値をそのままコピーし、奇数番目の要素は隣り合う2つの要素の和になるという再帰的な定義です。
最終的なゴールは、生成された配列 A の中から最大値を見つけることです。
具体例
入力が n = 5 の場合、出力は 3 になります。実際に配列を構築してみると、以下のようになります。
- A[0] = 0
- A[1] = 1
- A[2] = A[1] = 1
- A[3] = A[1] + A[2] = 1 + 1 = 2
- A[4] = A[2] = 1
- A[5] = A[2] + A[3] = 1 + 2 = 3
- A[6] = A[3] = 2
この中で最も大きい値は 3 であるため、答えは 3 となります。
解法のアプローチ
この問題は、次の手順で解くことができます。
- 0 から n までの連続した整数を含むリスト A を作成する。
- A の各要素 i について以下を繰り返す。
- i が 0 または 1 の場合は、初期値が定義済みなので次の反復へ進む。
- i が偶数の場合:A[i] := A[i ÷ 2 の整数部分]
- i が奇数の場合:A[i] := A[i ÷ 2 の整数部分] + A[(i ÷ 2 の整数部分) + 1]
- 最後に A の最大要素を返す。
Pythonでの実装例
理解を深めるために、以下の実装例をご覧ください。
def solve(n):
A = list(range(0, n + 1))
for i in A:
if i == 0 or i == 1:
continue
elif i % 2 == 0:
A[i] = A[i // 2]
else:
A[i] = A[i // 2] + A[(i // 2) + 1]
return max(A)
n = 5
print(solve(n))入力
5
出力
3
計算量について
このアルゴリズムは、配列の各要素を一度ずつ処理するため、時間計算量は O(n)、配列を保持するために空間計算量も O(n) となります。n が大きくなっても効率的に動作するシンプルな解法です。
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