Tkinterでポップアップメニューを作成する方法をわかりやすく解説
ユーザーとの対話が必要なアプリケーションには、メニューバーが欠かせません。メニューは Menu(parent) オブジェクトを初期化し、そこにメニュー項目を追加していくことで作成できます。
ポップアップメニューの場合は、tk_popup(x_root, y_root, False) を呼び出すことで実現します。このメソッドにより、指定した画面座標上に確実にメニューが表示されます。さらに、マウスの右クリック(Button-3)で発火するイベントをバインドすれば、右クリック操作だけでメニューを開けるようになります。また、grab_release() メソッドを使うことで、マウスボタンを離した際にポップアップメニューのグラブ状態を解除し、メニューを正しく閉じることができます。
サンプルコード
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
# Tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")
label = Label(win, text="画面上で右クリックするとメニューが表示されます", font=('Helvetica 18'))
label.pack(pady=40)
# メニューを作成
popup = Menu(win, tearoff=0)
# メニュー項目を追加
popup.add_command(label="新規")
popup.add_command(label="編集")
popup.add_separator()
popup.add_command(label="保存")
def menu_popup(event):
# ポップアップメニューを表示
try:
popup.tk_popup(event.x_root, event.y_root, 0)
finally:
# グラブを解放
popup.grab_release()
win.bind("", menu_popup)
button = ttk.Button(win, text="終了", command=win.destroy)
button.pack()
mainloop()
実行結果
上記のコードを実行すると、ラベルとボタンが配置されたウィンドウが表示されます。ウィンドウ上でマウスを右クリックすると、その位置にポップアップメニューが現れます。メニューには「新規」「編集」「保存」の各項目が表示され、区切り線によって項目が整理されているのが確認できます。

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