Python tkinterでウィジェットやフレームを重ねて表示(オーバーラップ)する方法
Tkinterでウィジェットを重ねるための基本的な考え方
Tkinterアプリケーションでウィジェットを配置・整列する方法は、主に pack()、grid()、place() の3種類があります。
その中でも、複数のウィジェットやフレームを互いに重ねて表示したい場合は、place() ジオメトリマネージャを使用するのが最も簡単です。
place() は x・y 座標を直接指定してウィジェットを絶対位置で配置できるため、複数のウィジェットに同じ座標を与えることで、それらを自由にオーバーラップさせることができます。
コード例
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
# tkinterフレームのインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウのサイズを設定
win.geometry("700x350")
# フレームを追加
frame1 = Frame(win, bg="LightPink1")
# フレーム内にラベルウィジェットを追加
Label(frame1, text="Welcome Folks!", font=('Aerial 18 bold italic'), background="white").pack(pady=50)
frame1.place(x=260, y=50)
# 同じ座標にボタンウィジェットを配置して重ねる
ttk.Button(frame1, text="Button").place(x=260, y=50)
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、ピンク色のフレームの中に「Welcome Folks!」というラベルとボタンウィジェットが同じ位置に重なって表示されたウィンドウが現れます。

このように place() を使えば、座標を制御するだけで簡単にウィジェットを重ねられるため、ツールチップやオーバーレイ表示など、レイヤー構造を持つUIを作りたい場合にも活用できます。
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