Tkinterアプリケーションの全体的なテーマを変更する方法
Tkinterには、ウィジェットの外観やスタイルを設計するためのttk(Themed Tk)というテーマ付きウィジェットが用意されています。ttkはTcl/Tkインタプリタを利用しており、ウィジェットやアプリケーションで活用できる多くの組み込み属性や機能へのアクセスを提供します。
従来のTclのテーマと比較すると、ttkのテーマにはさまざまな違いがあります。ただし、ttkが標準でサポートしているテーマは限られており、以下の種類があります。
- winnative
- clam
- alt
- default
- classic
- vista
- xpnative
テーマを変更する基本の方法
Tkinterアプリケーション全体のテーマを変更するには、style.theme_use(theme_name) 関数を使用します。この関数に利用可能なテーマ名を渡すことで、アプリケーション内のすべてのttkウィジェットの見た目を一括して切り替えることができます。
サンプルコード
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
from tkinter import messagebox
# tkinterのフレーム(ウィンドウ)のインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")
# ttk Styleのインスタンスを作成
style = ttk.Style()
# スタイルを使ってテーマを設定
style.theme_use('clam')
# メッセージを表示する関数を定義
def display_msg():
messagebox.showinfo("Message", "You are learning Python Tkinter!")
# カスタマイズしたラベルウィジェットを追加
label = ttk.Label(win, text="Hey Folks, I have a Message for You!", font=('Aerial 16'))
label.pack(pady=5)
# ボタンウィジェットを追加
ttk.Button(win, text="Show Message", command=display_msg).place(x=285, y=98)
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、ラベルウィジェットとボタンが配置されたウィンドウが表示されます。アプリケーション全体のテーマはttkのテーマ付きウィジェットによって定義されており、ここでは「clam」テーマが適用されています。Tkinterライブラリで利用可能なテーマの一覧から、好みのテーマを選んで自由に切り替えることができます。
また、環境によってはOSネイティブのテーマ(Windowsでは「vista」や「xpnative」など)が利用でき、プラットフォームに合わせた自然な外観を実現することも可能です。利用できるテーマの一覧は style.theme_names() を呼び出すことで確認できます。
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