Pythonでリストのすべての部分列の総和Sに対する2^Sの合計を効率的に求めるプログラム
リスト A が与えられたとします。ここで、A のすべての空でない部分列(サブリスト)を考えます。n 個の要素を持つリストには (2n − 1) 個の空でない部分列が存在することが知られています。それぞれの部分列について要素の総和(sublist_sum)を計算し、それらを S1, S2, S3, …, S(2N−1) と表します。
そして、次のような特別な総和 P を定義します。
P = 2S1 + 2S2 + 2S3 + … + 2S(2N−1)
この P の値を求めるのが目的です。ただし、P は非常に大きな値になる可能性があるため、P mod (109 + 7) を返します。
入力例と出力例
たとえば、入力が A = [2, 2, 3] の場合、出力は 224 になります。各部分列と対応する値は次のとおりです。
- {2} → 22 = 4
- {2} → 22 = 4
- {3} → 23 = 8
- {2, 2} → 24 = 16
- {2, 3} → 25 = 32
- {2, 3} → 25 = 32
- {2, 2, 3} → 27 = 128
これらを合計すると、4 + 4 + 8 + 16 + 32 + 32 + 128 = 224 となります。
解法のアプローチ
すべての部分列を実際に生成していては、部分列の数が要素数に対して指数的に増えるため非効率です。ここで重要なのは、各要素について「その要素を部分列に含めるか、含めないか」という2択しかないという点です。積 ∏(1 + 2el) を展開すると、各項がちょうど1つの部分列に対応するため、次の関係が成り立ちます。
空でない部分列に対する P = ∏(1 + 2el) − 1
「−1」は、空集合(総和 0、寄与 20 = 1)の分を差し引くためです。したがって、以下の手順で O(N) 時間で答えを求められます。
- ans := 1、m := 109 + 7 と初期化する
- A の各要素 el について:
- ans := ans × (1 + (2el mod m))
- ans := ans mod m
- (m + ans − 1) mod m を返す
Pythonでの実装例
以下の実装を見ると、仕組みの理解が深まるでしょう。
def solve(A):
ans=1
m=10**9+7
for el in A:
ans *= (1+pow(2,el,m))
ans %= m
return (m+ans-1) % m
A = [2,2,3]
print(solve(A))入力
[2,2,3]
出力
224
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