Tkinterのpack()とconfigure()の違いを徹底解説!ウィジェット配置とプロパティ設定の使い分け
Tkinterでは、ウィンドウ上にウィジェットを配置するために、さまざまなジオメトリマネージャ(配置マネージャ)を使用します。ジオメトリマネージャは、アプリケーション内でウィジェットをどこに、どのように整理して表示するかを決定する役割を担っています。これにより、ウィジェットのサイズや座標を柔軟に設定することが可能です。
pack()メソッドとは
pack()メソッドは、Tkinterに用意されている3つのジオメトリマネージャのうちの1つです。残りの2つはgrid()とplace()です。
pack()は、ウィジェット間の余白(パディング)を設定したり、ウィンドウ内でウィジェットを整列させたりする際によく使われる、最もシンプルで扱いやすい配置マネージャです。
configure()メソッドとは
一方、configure()メソッドは、定義済みのウィジェットに対して、そのプロパティや属性を後から明示的に変更・設定するために使用します。背景色や文字色、フォント、コマンドの割り当てなど、サイズ変更や配置に関する属性も含めて、ウィジェットのさまざまな設定を行うことができます。
つまり、pack()は「ウィジェットをどこに置くか」を担当し、configure()は「ウィジェットがどのような見た目や動作を持つか」を担当するという違いがあります。
実装例
以下の例では、ラベルウィジェットとボタンウィジェットを作成しています。両方のウィジェットのプロパティや属性は、pack()とconfigure()メソッドを使って効率的に設定できます。
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
# Tkinterフレーム(ウィンドウ)のインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウのサイズを設定
win.geometry("700x350")
# 関数を定義
def close_win():
win.destroy()
# ラベルを作成
my_label = Label(win, text="Hey Everyone!", font=('Arial 14 bold'))
my_label.pack(pady=30)
# ボタンを作成
button = Button(win, text="Close")
button.pack()
# ラベルのプロパティを設定
my_label.configure(bg="black", fg="white")
button.configure(font=('Monospace 14 bold'), command=close_win)
win.mainloop()
実行結果
上記のコードを実行すると、ボタンとラベルウィジェットが表示されたウィンドウが出現します。configure()メソッド内の値を変更することで、これらのウィジェットのプロパティを自由に調整できます。

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