Java SwingでJButtonのテキストを動的に変更する方法
JButtonはAbstractButtonのサブクラスであり、Java Swingアプリケーションにプラットフォームに依存しないボタンを追加するために使用されるコンポーネントです。ユーザーがボタンをクリックするとActionListenerインターフェースが発生し、さらにMouseListenerやKeyListenerといったインターフェースにも対応しています。
デフォルトではテキスト付きのJButtonを作成できます。テキストフィールドに任意の文字列を入力してボタンをクリックすると、ActionListenerインターフェースのactionPerformed()メソッドが呼び出され、JButtonクラスのsetText(textField.getText())メソッドによってボタンの表示テキストが更新される仕組みです。
JButtonのテキスト変更のポイント
- JButtonはAbstractButtonを継承しており、Swingアプリケーションで広く利用できるボタンコンポーネントである
- クリックイベントはActionListenerのactionPerformed()メソッド内で処理する
- setText()メソッドを使えば、アプリケーション実行中でもボタンのラベルを自由に変更できる
- 入力値のチェック(空文字判定など)を組み合わせることで、より堅牢なUIを実現できる
サンプルコード
import java.awt.*;
import java.awt.event.*;
import javax.swing.*;
public class JButtonTextChangeTest extends JFrame {
private JTextField textField;
private JButton button;
public JButtonTextChangeTest() {
setTitle("JButtonTextChange Test");
setLayout(new FlowLayout());
textField = new JTextField(20);
button = new JButton("Initial Button");
button.addActionListener(new ActionListener() {
public void actionPerformed(ActionEvent ae) {
if (!textField.getText().equals(""))
button.setText(textField.getText());
}
});
add(textField);
add(button);
setSize(400, 300);
setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
setLocationRelativeTo(null);
setVisible(true);
}
public static void main(String[] args) {
new JButtonTextChangeTest();
}
}
コードの解説
このプログラムでは、20文字分の幅を持つJTextFieldと、「Initial Button」という初期ラベルを持つJButtonを作成し、FlowLayoutでフレーム上に配置しています。
ボタンにはActionListenerを登録しており、クリック時にテキストフィールドの内容を判定します。equals("")で空文字チェックを行い、何かしらの文字列が入力されている場合のみbutton.setText(textField.getText())を呼び出してボタンの表示を更新します。空欄のままクリックした場合は、元のテキストがそのまま維持されるため、意図しない空ラベルへの変更を防げます。
また、setLocationRelativeTo(null)によりウィンドウを画面中央に表示し、setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE)で閉じるボタン押下時にアプリケーションを終了させる、Swingの基本的な定番処理も組み込んでいます。
実行結果
アプリケーションを起動すると、テキストフィールドと「Initial Button」が並んだウィンドウが表示されます。

テキストフィールドに新しい文字列を入力してボタンをクリックすると、ボタンのラベルが即座に入力内容へと切り替わります。

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