JavaにおけるLocaleクラスとは?重要性と基本的な使い方を解説
JavaにおけるLocale(ロケール)クラスとは
Localeクラスは、ロケールに関連する操作を実行し、ユーザーにロケール情報を提供するために使用されます。ロケールとは、ある操作が行われる地理的な場所や地域を表すパラメータの集合として定義されます。Localeクラスの重要なメソッドには、getAvailableLocales()、getCountry()、getDefault()、getDisplayLanguage()、getDisplayCountry()、getUnicodeLocaleKeys()などがあります。
Localeクラスでは、以下のコンストラクタを使用できます。
- Locale(String L):引数として渡された言語コードをもとにロケールを初期化します。
- Locale(String L, String C):引数として渡された言語コードと国コードをもとにロケールを初期化します。
- Locale(String L, String C, String V):引数として渡された言語コード、国コード、バリアント(変種)をもとにロケールを初期化します。
構文
public final class Locale extends Object implements Cloneable, Serializable
LocaleクラスはObjectクラスを継承するfinalクラスであり、CloneableインターフェースとSerializableインターフェースを実装しています。そのため、ロケールオブジェクトの複製や直列化が可能です。
使用例
import java.text.SimpleDateFormat;
import java.util.Locale;
public class LocaleTest {
public static void main(String[] args) {
Locale loc[] = SimpleDateFormat.getAvailableLocales();
for (int i = 1; i <= 15; i++) {
System.out.printf("\n%s (%s) ", loc[i].getDisplayName(), loc[i].toString());
}
}
}
この例では、SimpleDateFormatクラスのgetAvailableLocales()メソッドを呼び出して利用可能なロケールの一覧を取得し、先頭から15件分の表示名(getDisplayName())と文字列表現(toString())を出力しています。
実行結果
Arabic (United Arab Emirates) (ar_AE) Arabic (Jordan) (ar_JO) Arabic (Syria) (ar_SY) Croatian (Croatia) (hr_HR) French (Belgium) (fr_BE) Spanish (Panama) (es_PA) Maltese (Malta) (mt_MT) Spanish (Venezuela) (es_VE) Bulgarian (bg) Chinese (Taiwan) (zh_TW) Italian (it) Korean (ko) Ukrainian (uk) Latvian (lv) Danish (Denmark) (da_DK)
出力される各ロケールは「言語(国)」という形式で表示され、括弧内には言語コードと国コードから構成されるロケールの文字列表現が示されています。なお、実行環境(JVMやOSの設定)によって、取得できるロケールの一覧は異なる場合がある点に注意してください。
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