Javaの正規表現「\d」とは?数字マッチングの基本と実用例をわかりやすく解説
Javaの正規表現における部分式(メタ文字)「\d」は、半角数字(0〜9)1文字にマッチするためのパターンです。「d」は「digit(数字)」を意味しており、文字列の中から数値を検索・抽出・検証したい場合に非常に便利な構文です。
なお、「\d」は文字クラス「[0-9]」と同じ意味を持ちます。Javaの文字列リテラル内で正規表現を記述する際は、バックスラッシュ自体がエスケープ文字として扱われるため、コード中では「\\d」のように2重にエスケープして記述する点に注意しましょう。
例1:文字列から数字パターンを検索する
次の例では、入力文字列の中から「数字 + 半角スペース + 24」というパターンに一致する箇所をカウントしています。
import java.util.regex.Matcher;
import java.util.regex.Pattern;
public class RegexExample {
public static void main(String args[]) {
String regex = "\\d 24";
String input = "This is sample text 12 24 56 89 24";
Pattern p = Pattern.compile(regex);
Matcher m = p.matcher(input);
int count = 0;
while (m.find()) {
count++;
}
System.out.println("マッチした件数: " + count);
}
}
実行結果
マッチした件数: 2
このプログラムでは、「12 24」「89 24」の2か所がパターン「\\d 24」(数字1文字+空白+24)に一致するため、結果は「2」と表示されます。
例2:ユーザー入力された10桁の電話番号を検証する
次の例では、量指定子「{10}」を組み合わせて、ユーザーが入力した値がちょうど10桁の数字であるかどうかをチェックします。電話番号などの入力値検証(バリデーション)でよく使われるテクニックです。
import java.util.Scanner;
import java.util.regex.Matcher;
import java.util.regex.Pattern;
public class Test {
public static void main(String args[]) {
// 10桁の数字にマッチする正規表現
String regex = "\\d{10}";
Scanner sc = new Scanner(System.in);
System.out.println("電話番号を入力してください(10桁の数字):");
String input = sc.nextLine();
// Patternオブジェクトの生成
Pattern p = Pattern.compile(regex);
// Matcherオブジェクトの生成
Matcher m = p.matcher(input);
if (m.find()) {
System.out.println("OK");
} else {
System.out.println("入力エラー");
}
}
}
実行結果1(10桁の数字を入力した場合)
電話番号を入力してください(10桁の数字): 9848022338 OK
実行結果2(桁数が足りない場合)
電話番号を入力してください(10桁の数字): 545 入力エラー
まとめ
- 「\d」は半角数字1文字(0〜9)にマッチするメタ文字で、「[0-9]」と同等です。
- Javaのコード内では「\\d」と記述する必要があります。
- 「\\d{10}」のように量指定子を組み合わせれば、特定の桁数の数字列を簡単に検証できます。
- 全角数字やマルチバイト文字も対象にしたい場合は、フラグ「Pattern.UNICODE_CHARACTER_CLASS」を指定すると「\d」がUnicodeの数字にも対応します。
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