Java 9のJShellでTabキーを使うと何ができる?自動補完機能を徹底解説
JShellの自動補完機能とは
JShellでは、既存のクラス、変数、またはメソッドの名前を一部だけ入力した状態でTabキーを押すと、自動補完(オートコンプリート)機能が働きます。入力内容から対象となる項目を一意に特定できない場合には、候補の選択肢が提示される仕組みです。
Tabキーを押したときの3つの動作
JShellでTabキーを押すと、入力状況に応じて以下のいずれかの動作が実行されます。
- 一致する名前が1つだけの場合:他に入力内容と一致する名前がなければ、JShellが残りの名前を自動的に入力してくれます。
- 同じ文字で始まる名前が複数ある場合:JShellは該当する名前の一覧を表示し、次に何を入力すればよいかを示します。続けて次の文字を入力し、再度Tabキーを押せば名前が補完されます。
- 一致する名前がまったくない場合:フィードバックとして警告音(アラート音)が鳴ります。
実行例
実際にJShell上でメソッドを定義し、Tabキーによる補完を試した様子がこちらです。
C:\Users\User>jshell
| Welcome to JShell -- Version 9.0.4
| For an introduction type: /help intro
jshell> String studentName(String firstName, String lastName)
...> {
...> return firstName + lastName;
...> }
| created method studentName(String, String)
jshell> /methods
| String studentName(String, String)
jshell> str <ここでTabキーを押下>
studentName(
jshell> studentName(
studentName(
Signatures:
String studentName(String firstName, String lastName)
<もう一度Tabキーを押すとドキュメントが表示されます>
jshell> studentName(
String studentName(String firstName, String lastName)
<no documentation found>
<さらにTabキーを押すとすべての補完候補が表示されます(合計545件)>
まとめ
このように、Tabキーを活用すれば、メソッド名の補完だけでなく、シグネチャの確認やドキュメントの参照まで対話的に行えます。また、Tabキーを繰り返し押すことで、利用可能な全補完候補(この例では545件)を一括確認することも可能です。JShellを使った対話的な開発では、Tabキーの自動補完を覚えておくと作業効率が大幅に向上するので、ぜひ活用してみてください。
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