EclipseでJavaFXをセットアップする方法|Maven依存関係とJARの手動追加を解説
EclipseでJavaFXアプリケーションを開発するためには、あらかじめ環境構築が必要です。この記事では、Maven依存関係を利用する方法と、必要なJARファイルを手動で追加する方法という2つのアプローチをわかりやすく解説します。
事前準備
セットアップを始める前に、お使いのシステムにEclipseとJava(JDK)が正常にインストールされていることを確認してください。これらが揃っていれば、どちらの方法でもスムーズにJavaFX環境を構築できます。
方法1:Maven依存関係を使ったセットアップ
Mavenを利用してJavaFX環境を構築する場合は、まずEclipseで通常のJavaプロジェクトを作成し、それをMavenプロジェクトに変換します。プロジェクトを右クリックし、「Configure」→「Convert to Maven Project」を選択すれば変換できます。

次に、生成された pom.xml ファイルを開き、以下のJavaFX依存関係を追加します。追加後はプロジェクトを更新(リフレッシュ)してください。
<dependency> <groupId>org.openjfx</groupId> <artifactId>javafx-controls</artifactId> <version>14</version> </dependency>
プロジェクト内の「Maven Dependencies」ディレクトリを確認すると、ダウンロードされたJARファイルが登録されていることが分かります。

補足:バージョンについて
上記の例ではバージョン14を指定していますが、必要に応じて最新の安定版へ変更しても問題ありません。OpenJFXの公式サイトで利用可能なバージョンを確認しておくと安心です。
方法2:必要なJARファイルを手動で追加する
Mavenを使用しない場合でも、必要なJARファイルを手動でクラスパスに追加することでJavaFXを利用できます。手順は以下の通りです。
JavaFX(OpenJFX)の公式ホームページにアクセスし、Download ボタンをクリックします。
JavaFX SDKの一覧ページへ移動するので、ご自身の開発環境(OSやアーキテクチャ)に適合したSDKを選択してダウンロード・インストールします。
Eclipseに戻り、Javaプロジェクトを右クリックして「Build Path」→「Configure Build Path」を選択し、Java Build Path ウィンドウを開きます。

Java Build Pathウィンドウの「Libraries」タブを開き、Add External JARs… ボタンをクリックします。そして、ダウンロードした javafx-sdk-14 フォルダ 内の lib フォルダにあるすべてのJARファイルを選択して追加してください。

最後に「Apply and Close」ボタンを押せば設定完了です。プロジェクトの Referenced Libraries ディレクトリに、追加したJARファイルが表示されていることを確認できます。
まとめ
JavaFXのセットアップには、Mavenで依存関係を管理する方法と、SDKのJARファイルを直接クラスパスに追加する方法の2つがあります。チーム開発やビルド自動化を考えるならMaven方式がおすすめですが、シンプルな検証用途であれば手動追加でも十分です。ご自身の開発スタイルに合わせて選択してください。
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