JavaのSelenium WebDriverでページを下にスクロールする方法を解説
SeleniumではJavaScriptを実行することで、ページを目的の要素までスクロールさせることができます。ただし、Selenium自体にはスクロールを直接制御する機能が用意されていないため、Javascript Executorを活用してスクロール処理を行うのが一般的な手法です。
手順としては、まずスクロール先となる要素を特定(ロケート)します。次に、Javascript Executorを使ってJavaScriptのコマンドを実行します。SeleniumでJavaScriptを実行する際にはexecuteScriptメソッドを使用し、JavaScriptのscrollIntoViewメソッドを呼び出します。このとき引数にtrueを渡すことで、指定した要素が画面の上部に来るようにスクロールされます。
構文
WebElement elm = driver.findElement(By.name("name"));
((JavascriptExecutor) driver).executeScript("arguments[0].scrollIntoView(true);", elm);コード例
import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.WebElement;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;
import java.util.concurrent.TimeUnit;
import org.openqa.selenium.JavascriptExecutor;
public class ScrollAction {
public static void main(String[] args) {
System.setProperty("webdriver.chrome.driver",
"C:\\Users\\ghs6kor\\Desktop\\Java\\chromedriver.exe");
WebDriver driver = new ChromeDriver();
driver.get("https://www.tutorialspoint.com/about/about_careers.htm");
driver.manage().timeouts().implicitlyWait(4, TimeUnit.SECONDS);
// スクロール先の要素を特定する
WebElement n = driver.findElement(By.xpath("//*[text()='Contact']"));
// Javascript Executorでスクロールを実行
((JavascriptExecutor) driver).executeScript(
"arguments[0].scrollIntoView(true);", n);
}
}実行結果
このコードを実行するとChromeが起動し、対象ページが読み込まれた後、「Contact」というテキストが含まれる要素の位置まで自動的にページがスクロールされます。暗黙的な待機時間(4秒)を設定しているため、要素の読み込み中でも安定して動作します。

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