SQLのGROUP BYとORDER BYの違いを徹底解説
SQLには、データを整理するための便利な句がいくつか用意されています。その中でも特に混同されやすいのが「GROUP BY」と「ORDER BY」です。どちらもクエリの結果に影響を与えますが、役割はまったく異なります。この記事では、両者の違いをそれぞれの特徴とあわせてわかりやすく解説します。
GROUP BYとは
GROUP BYは、同じ値を持つ行(レコード)をひとつのグループにまとめるために使用する句です。主な特徴は以下のとおりです。
同じ値を持つ行をグループ化し、集計処理を行う際によく使われます。
CREATE VIEW文の中で使用することができます。
SELECT文では、「ORDER BY」キーワードより前に記述する必要があります。
属性が集計関数(SUM、COUNTなど)の対象となっている場合、その属性をGROUP BY句に指定することはできません。
タプル(行)は、属性値が互いに似ているかどうかに基づいてグループ化されます。
タプル(行)の表示方法を制御する役割を担います。
ORDER BYとは
ORDER BYは、結果セットを指定した列の値に従って並べ替えるための句です。主な特徴は以下のとおりです。
CREATE VIEW文では使用できません。
結果セットを昇順(ASC)または降順(DESC)のいずれかでソートします。
「GROUP BY」キーワードの後に記述して使用します。
属性が集計関数の中に含まれていても問題ありません。
列の表示順序を制御する役割を担います。
GROUP BYとORDER BYを組み合わせた構文
次のように、1つのクエリ内でGROUP BYとORDER BYを組み合わせて使用することができます。
SELECT column1, column2 FROM table_name WHERE [ conditions ] GROUP BY column1, column2 ORDER BY column1, column2
この構文では、まずWHERE句で条件に合う行を絞り込み、GROUP BY句によって行をグループ化し、最後にORDER BY句でグループ化された結果を指定した列の順序で並べ替えて表示します。記述する順序が決まっている点に注意しましょう。
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