MySQLプログラムオプションの修飾子:ブーリアンオプションの制御方法
MySQLの一部のオプションは「ブーリアン型」と呼ばれ、特定の動作をオン/オフで切り替えるために使用されます。この記事では、これらのオプションを柔軟に制御するための修飾子の使い方を解説します。
例:--column-namesオプション
mysqlクライアントには、クエリ結果の先頭にカラム名の行を表示するかどうかを制御する--column-namesオプションが用意されています。
このオプションはデフォルトで有効になっていますが、場合によっては無効化したいこともあります。たとえば、mysqlの出力を別のプログラムに渡すケースが挙げられます。受け側のプログラムはヘッダー行ではなくデータのみを想定しているため、初期のヘッダー行を出力したくないといった場面です。
オプションを無効化する方法
カラム名の表示を無効にするには、以下のいずれかの形式でオプションを指定します。
--disable-column-names または --skip-column-names または --column-names=0
--disable接頭辞、--skip接頭辞、そして=0という接尾辞は、いずれもまったく同じ効果を持ちます。つまり、該当のオプションをオフにする働きをするのです。
オプションを有効化する方法
逆に、オプションを明示的に有効化したい場合は、以下のいずれかの形式で指定します。
--column-names または --enable-column-names または --column-names=1
認識されるブーリアン値
ブーリアン型のオプションでは、ON、TRUE、OFF、FALSE の4つの値が認識されます。これらの値は大文字・小文字を区別しないため、true や off のように記述しても問題ありません。
--loose接頭辞で未知のオプションを許容する
オプションに--looseという接頭辞を付けると、プログラムがそのオプションを認識できなかった場合でも、エラーで終了することなく警告を表示するだけで処理を続行します。以下の例で挙動を確認してみましょう。
shell> mysql --loose-no-such-option
出力結果
mysql: WARNING: unknown option '--loose-no-such-option'
--loose接頭辞は、同一マシン上に複数のMySQLインストール環境があり、それらをまたいでプログラムを実行するような場合に特に便利です。また、オプションファイルに共通のオプションをまとめて記述しておきたいときにも活用できます。認識されないオプションが含まれていても単なる警告で済むため、環境ごとの差異を気にせず設定を管理できるのが大きなメリットです。
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