MySQLでシーケンスを作成する方法|AUTO_INCREMENTの使い方とルールを解説
MySQLにおけるシーケンスとは?
MySQLにおける「シーケンス」とは、1(指定した場合は0)から始まり、昇順で自動生成される整数の連番のことです。多くのアプリケーションでは、レコードを一意に識別するための番号を発行する目的でシーケンスが利用されています。
具体例
代表的な例としては、CRMシステムの顧客ID、人事管理システムの社員番号、設備管理システムの機器番号などが挙げられます。
MySQLでシーケンスを自動的に作成するには、対象のカラムにAUTO_INCREMENT属性を設定します。通常は、主キー(PRIMARY KEY)カラムに対して適用するのが一般的です。
AUTO_INCREMENTを使用する際のルール
AUTO_INCREMENT属性を使う場合、次のルールに従う必要があります。
- 1つのテーブルに設定できるAUTO_INCREMENTカラムは1つだけであり、データ型は通常整数型である必要があります。
- AUTO_INCREMENTカラムにはインデックスが必須です。つまり、PRIMARY KEYまたはUNIQUEインデックスのいずれかである必要があります。
- AUTO_INCREMENTカラムにはNOT NULL制約が必要です。
- カラムにAUTO_INCREMENT属性を設定すると、MySQLが自動的にNOT NULL制約を追加してくれます。
MySQLシーケンスの作成方法
それでは、実際にMySQLでシーケンスを作成する例を見てみましょう。
CREATE TABLE tableName (
emp_no INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
first_name VARCHAR(50),
last_name VARCHAR(50)
)
続いて、AUTO_INCREMENTカラムがどのように動作するのかを確認していきます。
- AUTO_INCREMENTカラムの開始値は通常1です。NULL値を挿入した場合、またはINSERT文で値を省略した場合に、1ずつ自動的に増加していきます。
- 直前に生成されたシーケンス番号を取得したい場合は、LAST_INSERT_ID()関数を使用できます。
- LAST_INSERT_ID()はセッション(接続)ごとに独立して管理されるため、他の接続が新しいシーケンス番号を発行しても、自分のセッション内で取得した値に影響はありません。
- 新しい行を挿入する際にシーケンスカラムへ値を明示的に指定した場合、その番号がまだ存在しないのであれば、MySQLはその値をそのまま挿入します。
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