MySQL 8.0で非推奨となったオプションとシステム変数の一覧
MySQL 8.0では、機能の統合や仕様変更に伴い、多くのオプションおよびシステム変数が非推奨(deprecated)となりました。これらは将来のリリースで削除される可能性があるため、新規の設定や既存環境のメンテナンス時には代替手段への移行を検討することが重要です。
以下に、MySQL 8.0で非推奨となった主なオプションと変数をまとめます。
- Compression:クライアント/サーバープロトコルにおいて、クライアント接続が圧縮を使用しているかどうかを示します。MySQL 8.0.18以降で非推奨となりました。
- expire_logs_days:指定された日数が経過したバイナリログを自動的に削除(パージ)します。MySQL 8.0.3以降で非推奨となり、後継として
binlog_expire_logs_secondsの使用が推奨されています。 - log_syslog:エラーログをsyslogへ書き込むかどうかを制御します。MySQL 8.0.2以降で非推奨となりました。
- master-info-file:ソース(マスター)の情報と、I/Oレプリケーションスレッドがソースのバイナリログ上のどの位置まで読み込んだかを記録するファイルの、場所と名前を指定します。MySQL 8.0.18以降で非推奨となりました。
- master_info_repository:接続メタデータリポジトリ(ソース情報およびソースのバイナリログ内におけるレプリケーションI/Oスレッドの位置を含む)を、ファイルに保存するかテーブルに保存するかを決定します。MySQL 8.0.23以降で非推奨となりました。
- max_length_for_sort_data:ソート対象レコードに含まれるバイト数の上限値を指します。MySQL 8.0.20以降で非推奨となりました。
- no-dd-upgrade:サーバー起動時におけるデータディクショナリテーブルの自動アップグレードを防止します。MySQL 8.0.16以降で非推奨となりました。
- relay_log_info_file:レプリカがリレーログに関する情報を記録する、アプライヤメタデータリポジトリのファイル名を指します。MySQL 8.0.18以降で非推奨となりました。
- relay_log_info_repository:リレーログ内におけるレプリケーションSQLスレッドの位置を、ファイルに書き込むかテーブルに書き込むかを決定します。MySQL 8.0.23以降で非推奨となりました。
- slave_compressed_protocol:ソース/レプリカ間のプロトコル圧縮に使用されます。MySQL 8.0.18以降で非推奨となりました。
- symbolic-links:MyISAMテーブルに対するシンボリックリンクの使用を許可します。MySQL 8.0.2以降で非推奨となりました。
特にレプリケーション関連のオプションは、MySQL 8.0系のリリースを重ねるごとに段階的に非推奨化が進んでいます。アップグレード前には公式ドキュメントで最新のステータスを確認し、警告が出力されていないかエラーログをチェックすることをおすすめします。
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