MySQLの標準規格への準拠とは?ANSI/ISO SQLとの関係と主な特徴を解説
MySQLとSQL標準規格の関係
MySQLの標準準拠(スタンダード・コンプライアンス)とは、MySQLがANSI/ISO SQL規格とどのように関連しているかを示す概念です。SQL標準には数多くのバージョンが存在し、一般的に「SQL標準」という表現は、その時点における最新バージョンを指して使われます。
MySQLの標準準拠における主なポイント
大規模データベースへの対応:MySQLサーバーは当初、小規模システム上で中規模データベース(1テーブルあたり1,000万〜1億行、または約100MB)を扱うために設計されました。しかし現在では、テラバイト級の大規模データベースにも対応できるよう大幅に強化されています。
ODBCサポート:ODBCレベル0から3.5.1までの幅広いレベルに対応しています。
高可用性クラスタリング:「NDBCLUSTER」ストレージエンジンを活用することで、高可用性データベースクラスタリングを実現できます。
ネイティブJSONデータ型:RFC 7159として定義されたJSONデータ型をネイティブでサポートしており、この定義はECMAScript標準(ECMA-262)に基づいています。
SQL/JSON関数の実装:SQL:2016標準の公開前草案で規定されたSQL/JSON関数のサブセットを実装しています。
sql_modeによる柔軟なサーバーモードの制御
MySQLサーバーは複数の動作モードで運用することが可能で、これらのモードはクライアントごとに異なる設定を適用できます。どのモードが適用されるかは、「sql_mode」システム変数に設定された値によって決まります。
DBA(データベース管理者)は、サイトやサーバーの運用要件に合わせて、グローバルなSQLモードを設定できます。
各アプリケーションは、それぞれの要件に応じて個別のSQLセッションモードを設定することが可能です。
SQLモードの設定内容によって、MySQLの構文の挙動や、それに伴って実行されるデータ検証チェックの内容も変化します。
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