MySQLのSELECT文をカスタム変数に設定する方法
この記事では、MySQLでSELECT文(クエリ)の結果をカスタム変数(ユーザー定義変数)に設定する方法を解説します。まずサンプル用のテーブルを作成してデータを挿入し、その後SET句と「@」から始まる変数を使ってクエリを変数に格納する手順を、実際の実行例とともに見ていきましょう。
1. テーブルを作成する
最初に、以下のコマンドでテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable2013 -> ( -> Name varchar(20) -> ); Query OK, 0 rows affected (0.63 sec)
2. テーブルにレコードを挿入する
続いて、INSERTコマンドを使用してテーブルにレコードを追加します。
mysql> insert into DemoTable2013 values('Chris');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable2013 values('David');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable2013 values('Mike');
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
mysql> insert into DemoTable2013 values('Sam');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)
mysql> insert into DemoTable2013 values('Bob');
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
3. テーブルの全レコードを表示する
SELECT文を実行して、テーブル内のすべてのレコードを確認します。
mysql> select *from DemoTable2013;
実行すると、次のような出力が得られます。
+-------+ | Name | +-------+ | Chris | | David | | Mike | | Sam | | Bob | +-------+ 5 rows in set (0.00 sec)
4. SELECT文をカスタム変数に設定する
ここからが本題です。SET句とユーザー定義変数「@query」を組み合わせることで、SELECT文の結果をカスタム変数に設定できます。以下のクエリでは、まずcount(*)で取得したテーブルの行数を@queryに代入し、その後WHERE句の中で変数の値を1ずつ減らしながら評価することで、条件が0になったタイミングのレコード、すなわちテーブルの最終行だけを抽出しています。
mysql> set @query := (select count(*) from DemoTable2013); Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) mysql> select Name -> from DemoTable2013 -> where (@query := @query-1) = 0;
実行すると、次のような出力が得られます。
+------+ | Name | +------+ | Bob | +------+ 1 row in set (0.00 sec)
出力結果から、カスタム変数を活用することでテーブルの最終行である「Bob」のレコードのみが取得できたことがわかります。このように、ユーザー定義変数はSET句で値を代入できるだけでなく、SELECT文の実行中にも参照・更新が可能です。行数のカウントや条件付きのデータ抽出など、柔軟なクエリ制御を行いたい場面で非常に役立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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