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MySQLでパイプ区切り(|)の列から一致する行を検索する方法

MySQLでパイプ区切り列の一致検索には正規表現を使う

MySQLでパイプ区切り(|)の値が格納された列から特定の値に一致する行を検索したい場合は、REGEXP演算子による正規表現マッチングを利用するのが効果的です。ここでは、実際にテーブルを作成し、データを挿入して検索を実行するまでの手順を具体的に解説します。

1. テーブルを作成する

まず、検索対象となるサンプルテーブルを作成します。

mysql> create table DemoTable
-> (
-> Value varchar(60)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.48 sec)

2. レコードを挿入する

INSERT文を使って、パイプ区切りの値を含むレコードをいくつか登録します。

mysql> insert into DemoTable values('8|56|78|45');
Query OK, 1 row affected (0.24 sec)
mysql> insert into DemoTable values('9876');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable values('98|8');
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable values('3|8|9');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable values('97|94');
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable values('103|104|110|8|97');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)

3. 登録したレコードを確認する

SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。

mysql> select *from DemoTable ;

実行結果は以下のとおりです。

+------------------+
| Value |
+------------------+
| 8|56|78|45 |
| 9876 |
| 98|8 |
| 3|8|9 |
| 97|94 |
| 103|104|110|8|97 |
+------------------+
6 rows in set (0.00 sec)

4. 正規表現で一致する行を検索する

パイプ区切りの列から「8」という値に一致する行を抽出するクエリは以下のとおりです。

mysql> select *from DemoTable
-> where Value regexp '\|8\|';

実行結果は以下のとおりです。

+------------------+
| Value |
+------------------+
| 3|8|9 |
| 103|104|110|8|97 |
+------------------+
2 rows in set (0.00 sec)

ポイント解説

正規表現において、パイプ記号「|」はOR条件を意味する特殊文字(メタ文字)として扱われます。そのため、通常の文字としてパイプ記号にマッチさせたい場合は、バックスラッシュでエスケープして「\|」と記述する必要があります。

上記の例では「\|8\|」と指定することで、前後がパイプ記号で囲まれた「8」のみにマッチし、「9876」や「98|8」のような意図しない部分一致を除外できます。

また、先頭や末尾に位置する値も含めて完全一致させたい場合は、CONCAT関数とLIKE演算子を組み合わせる方法もあります。

select *from DemoTable
where concat('|', Value, '|') like '%|8|%';

このようにREGEXPを活用すれば、区切り文字を含む文字列データでも柔軟かつ正確に行を検索することが可能です。

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