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MySQLで全文検索を実現する方法:FULLTEXTインデックスとMATCH…AGAINST構文の使い方

MySQLで全文検索を設定する方法

MySQLで全文検索(フルテキスト検索)を実現するには、FULLTEXTインデックスを使用します。全文検索は、MATCH() ... AGAINST 構文を使って実行します。本記事では、テーブルの作成から実際に検索を行うまでの一連の手順を、サンプルコードとともに解説します。

1. テーブルを作成する

まず、検索対象となるサンプルテーブルを作成しましょう。

mysql> create table DemoTable1542
    -> (
    -> Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    -> Name varchar(20)
    -> );
Query OK, 0 rows affected (2.16 sec)

ここでは、自動採番される Id カラムを主キーとし、氏名を格納する Name カラムを持つシンプルなテーブルを定義しています。

2. FULLTEXTインデックスを作成する

続いて、以下のクエリでFULLTEXTインデックスを作成します。

mysql> create fulltext index search_name on DemoTable1542(Name);
Query OK, 0 rows affected, 1 warning (10.51 sec)
Records: 0  Duplicates: 0  Warnings: 1

この例では、Name カラムに対して search_name という名前のFULLTEXTインデックスを作成しています。既存のテーブルに対しては上記のように CREATE FULLTEXT INDEX で追加できますが、テーブル作成時に FULLTEXT(Name) を指定して定義することも可能です。

3. レコードを挿入する

INSERTコマンドを使って、テーブルにいくつかのレコードを追加します。

mysql> insert into DemoTable1542(Name) values('John Doe');
Query OK, 1 row affected (0.31 sec)
mysql> insert into DemoTable1542(Name) values('Chris Brown');
Query OK, 1 row affected (0.29 sec)
mysql> insert into DemoTable1542(Name) values('John Smith');
Query OK, 1 row affected (0.46 sec)
mysql> insert into DemoTable1542(Name) values('Adam Smith');
Query OK, 1 row affected (4.71 sec)

4. 登録されたレコードを確認する

SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。

mysql> select * from DemoTable1542;

実行すると、以下のような結果が出力されます。

+----+-------------+
| Id | Name        |
+----+-------------+
|  1 | John Doe    |
|  2 | Chris Brown |
|  3 | John Smith  |
|  4 | Adam Smith  |
+----+-------------+
4 rows in set (0.04 sec)

5. MATCH…AGAINSTで全文検索を実行する

いよいよ、MATCH…AGAINST構文を使った全文検索のクエリです。ここではブールモード(boolean mode)を指定して「John」というキーワードを検索します。

mysql> select * from DemoTable1542 where match(Name) against('John' in boolean mode);

実行結果は以下の通りです。

+----+------------+
| Id | Name       |
+----+------------+
|  1 | John Doe   |
|  3 | John Smith |
+----+------------+
2 rows in set (0.03 sec)

「John」を含む2件のレコードだけが抽出されました。このように、LIKE演算子による部分一致検索と比べて、FULLTEXTインデックスを利用した検索は大量データでも高速に動作するのが大きなメリットです。

補足:boolean modeについて

in boolean mode を指定すると、「+」「-」「*」などの演算子を使って、より柔軟な検索条件を組み立てられます。たとえば「'John*'」と指定すれば前方一致での検索も可能になります。また、日本語などのマルチバイト文字を扱う場合は、ngramパーサーを利用することで形態素に依存しない全文検索が実現できます。

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