MySQLで現在日時に最も近い次の日付を取得するクエリの書き方
MySQLでは、ORDER BY句とCASE式を組み合わせることで、「現在日時以降の日付の中で最も近い日」を1件だけ取得できます。この記事では、出荷日(ShippingDate)カラムを持つテーブルを例に、具体的な手順をわかりやすく解説します。
基本の構文
select * from yourTableName
order by ( yourColumnName > now()) desc, (case when yourColumnName > now() then yourColumnName end) ,
yourColumnName desc
limit 1;
サンプルテーブルを作成する
まず、日付型のカラムを持つテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1454
-> (
-> ShippingDate date
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.59 sec)
レコードを挿入する
続いて、INSERT文を使って複数のレコードを登録します。
mysql> insert into DemoTable1454 values('2019-10-01');
Query OK, 1 row affected (0.22 sec)
mysql> insert into DemoTable1454 values('2019-10-03');
Query OK, 1 row affected (0.25 sec)
mysql> insert into DemoTable1454 values('2019-10-05');
Query OK, 1 row affected (0.25 sec)
mysql> insert into DemoTable1454 values('2019-10-04');
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
mysql> insert into DemoTable1454 values('2018-10-06');
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DemoTable1454 values('2019-10-06');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
登録したレコードを確認する
SELECT文でテーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select * from DemoTable1454;
実行結果は以下の通りです。
+--------------+ | ShippingDate | +--------------+ | 2019-10-01 | | 2019-10-03 | | 2019-10-05 | | 2019-10-04 | | 2018-10-06 | | 2019-10-06 | +--------------+ 6 rows in set (0.00 sec)
現在の日時を確認する
NOW()関数で現在の日時を確認しておきます。
mysql> select now(); +---------------------+ | now() | +---------------------+ | 2019-10-04 21:30:01 | +---------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
次に近い日付を取得するクエリ
以下のクエリを実行すると、現在日時より後の日付の中から最も近い日を1件取得できます。
mysql> select * from DemoTable1454
-> order by ( ShippingDate > now()) desc,
-> (case when ShippingDate > now() then ShippingDate end) ,
-> ShippingDate desc
-> limit 1;
実行結果は以下の通りです。
+--------------+ | ShippingDate | +--------------+ | 2019-10-05 | +--------------+ 1 row in set (0.00 sec)
クエリの仕組みを解説
このクエリが正しく動作するのは、ORDER BY句の各要素が次のように機能するためです。
- (ShippingDate > now()) desc:比較結果は真なら1、偽なら0になります。降順ソートにより、未来の日付(1)が過去の日付(0)よりも先に並びます。
- CASE WHEN ShippingDate > now() THEN ShippingDate END:未来の日付だけを昇順に並べ替え、最も近い未来日を先頭に持ってきます。過去の日付はNULLとなるため、この段階の順序には影響しません。
- ShippingDate desc:未来の日付が1件も存在しない場合のフォールバックとして働き、過去の日付の中から最新のものが選ばれます。
- limit 1:最終的な結果として1件だけを返します。
今回の例では、現在日時が「2019-10-04 21:30:01」であるため、それより後の日付「2019-10-05」と「2019-10-06」のうち、より近い「2019-10-05」が返されました。この手法を使えば、予約日や出荷日などから「次に近い未来の日付」を簡単に抽出できます。
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