MySQLで文字列を大文字小文字を区別して完全一致検索する方法(COLLATE活用)
MySQLで正確な文字列値(完全一致)を検索するには?
MySQLでは、デフォルトの照合順序(collation)が大文字と小文字を区別しないため、WHERE Subject = 'MySQL'のような検索では「mysql」や「MYSQL」などもヒットしてしまいます。
大文字小文字まで含めて完全に一致する文字列値だけを検索したい場合は、COLLATE utf8_binを使用します。ここでは、その具体的な手順をサンプルコード付きで解説します。
1. サンプルテーブルを作成する
まず、検索対象となるテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1620
-> (
-> Subject varchar(20)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.42 sec)
2. テストデータを挿入する
INSERT文を使って、大文字小文字の組み合わせが異なる複数のレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable1620 values('mysql');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable1620 values('MySql');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable1620 values('mYSQL');
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into DemoTable1620 values('MySQL');
Query OK, 1 row affected (0.26 sec)
mysql> insert into DemoTable1620 values('MYSQL');
Query OK, 1 row affected (0.20 sec)3. 登録されたレコードを確認する
SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select * from DemoTable1620;
実行結果は以下の通りです。
+---------+
| Subject |
+---------+
| mysql |
| MySql |
| mYSQL |
| MySQL |
| MYSQL |
+---------+
5 rows in set (0.00 sec)
4. COLLATEを使って完全一致検索を実行する
以下のクエリのように、検索対象のカラムに対してcollate utf8_binを指定することで、バイナリ比較による大文字小文字を区別した検索が可能になります。
mysql> select * from DemoTable1620 where Subject collate utf8_bin = 'MySQL';
実行結果を見ると、「MySQL」という表記のレコードのみが取得できていることがわかります。
+---------+
| Subject |
+---------+
| MySQL |
+---------+
1 row in set (0.00 sec)
まとめ
- MySQLのデフォルト照合順序(utf8_general_ciなど)は大文字小文字を区別しないため、通常の比較では表記ゆれのレコードもマッチします。
WHERE カラム名 COLLATE utf8_bin = '値'と指定すると、バイナリ比較によって大文字小文字を含めた完全一致検索ができます。- テーブルやカラム作成時にあらかじめ
utf8_bin照合順序を指定しておく方法もあります。
このようにCOLLATEを活用すれば、MySQLでも正確な文字列値の検索を簡単に実現できます。
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