MySQLで0を末尾に回して並べ替える!条件付きSELECTとORDER BYの使い方
MySQLでは、ORDER BY句に「カラム名=0」という条件式を組み合わせることで、0以外の値を昇順に並べたうえで、0のレコードだけを末尾にまとめて表示できます。この記事では、その具体的な書き方と実行例を分かりやすく解説します。
基本構文
select * from yourTableName order by yourColumnName=0, yourColumnName;
この構文のポイントは、yourColumnName=0 がブール値として評価される点です。値が0であれば「1(真)」、0以外であれば「0(偽)」となるため、昇順ソートでは0以外の値の行が先に並び、その後ろに0の行が配置されます。続く yourColumnName の指定によって、各グループ内で実際の値の昇順に整列します。
サンプルテーブルの作成
まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。
mysql> create table DemoTable1348
-> (
-> Amount int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.80 sec)
レコードの挿入
INSERTコマンドを使って複数のレコードを挿入します。ここには検証用として意図的に「0」も含めています。
mysql> insert into DemoTable1348 values(100);
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into DemoTable1348 values(0);
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into DemoTable1348 values(90);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable1348 values(45);
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable1348 values(0);
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into DemoTable1348 values(89);
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
挿入されたレコードの確認
mysql> select * from DemoTable1348;
実行結果は以下の通りです。
+--------+
| Amount |
+--------+
| 100 |
| 0 |
| 90 |
| 45 |
| 0 |
| 89 |
+--------+
6 rows in set (0.00 sec)
条件付きORDER BYクエリの実行
それでは、0を末尾に回して並べ替えるクエリを実行してみましょう。
mysql> select * from DemoTable1348 order by Amount=0, Amount;
実行結果は以下の通りです。
+--------+
| Amount |
+--------+
| 45 |
| 89 |
| 90 |
| 100 |
| 0 |
| 0 |
+--------+
6 rows in set (0.00 sec)
結果の解説
Amount=0により、0以外の値(偽=0)の行が先頭グループへ、0の値(真=1)の行が末尾グループへ振り分けられます。- 同じグループ内では、第2ソートキーである
Amountの昇順が適用されるため、45 → 89 → 90 → 100 の順に並びます。 - 0のレコードは重複したまま、すべて最後にまとめて表示されます。
このテクニックは、有効な数値データを優先的に表示し、未設定やゼロのデータを一覧の後ろに回したい場合などに非常に便利です。逆に0以外の値を降順で表示したい場合は、order by Amount=0, Amount desc のように指定するだけで簡単に応用できます。
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