MySQLで特定の月のレコードに基づいて選択した列の値を合計する方法
はじめに
MySQLでは、MONTH()関数とSUM()関数を組み合わせることで、日付データから特定の月に該当するレコードだけを抽出し、その列の値を合計することができます。この記事では、実際のテーブル作成から集計までの手順を順番に解説します。
1. テーブルの作成
まず、サンプル用のテーブルを作成しましょう。
mysql> create table DemoTable ( Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, PurchaseDate date, SalePrice int ); Query OK, 0 rows affected (0.51 sec)
このテーブルには、購入日(PurchaseDate)と販売価格(SalePrice)が格納されます。
2. レコードの挿入
次に、insertコマンドを使ってテーブルにいくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable(PurchaseDate,SalePrice) values('2018-01-10',450);
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
mysql> insert into DemoTable(PurchaseDate,SalePrice) values('2019-12-25',1000);
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DemoTable(PurchaseDate,SalePrice) values('2016-12-02',5560);
Query OK, 1 row affected (0.07 sec)
mysql> insert into DemoTable(PurchaseDate,SalePrice) values('2015-02-20',4550);
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DemoTable(PurchaseDate,SalePrice) values('2015-12-11',4110);
Query OK, 1 row affected (0.15 sec)年月が異なる複数の日付を含むデータを登録することで、月ごとの絞り込み効果を確認しやすくなります。
3. 登録されたレコードの確認
select文を使って、テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
実行すると、次のような結果が出力されます。
+----+--------------+-----------+ | Id | PurchaseDate | SalePrice | +----+--------------+-----------+ | 1 | 2018-01-10 | 450 | | 2 | 2019-12-25 | 1000 | | 3 | 2016-12-02 | 5560 | | 4 | 2015-02-20 | 4550 | | 5 | 2015-12-11 | 4110 | +----+--------------+-----------+ 5 rows in set (0.00 sec)
4. 特定の月の列の値を合計するクエリ
以下は、特定の月に基づいて選択した列の値を合計するクエリです。この例では、PurchaseDateが12月であるレコードのみを対象に、SalePriceの合計を求めています。
mysql> select SUM(SalePrice) from DemoTable where month(PurchaseDate)=12;
month()関数は日付から月の数値(1〜12)を返すため、= 12という条件を指定することで、12月のレコードだけを抽出できます。このクエリで合計されるのは、次の3件のレコードです。
2019-12-25 2016-12-02 2015-12-11
実行結果は以下の通りです。
+----------------+ | SUM(SalePrice) | | 10670 | +----------------+ 1 row in set (0.00 sec)
まとめ
このように、where month(日付列) = 月の数値という条件式とSUM()関数を組み合わせれば、年に関係なく特定の月だけのデータを簡単に集計できます。なお、特定の「年かつ月」で絞り込みたい場合は、year()関数との組み合わせや範囲指定(BETWEEN)を活用するとよいでしょう。
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