MySQLでレコードが存在しない場合に合計値または0を取得する方法
MySQLでレコードが存在しない場合に合計値または0を返す方法
MySQLでは、集計関数SUM()をCOALESCE()の中で使用することで、レコードが存在する場合にはその合計値を返し、存在しない場合には0を返すことができます。COALESCE()は引数の中から最初のNULL以外の値を返す関数であるため、SUM()の結果がNULL(該当レコードなし)のときに、代わりの値として0を指定できるのです。
基本となる構文は以下のとおりです。
select COALESCE(sum(yourColumnName2), 0) AS anyVariableName from yourTableName
where yourColumnName1 like '%yourValue%';
サンプルテーブルの作成
構文を理解するために、まずテーブルを作成しましょう。テーブル作成用のクエリは次のとおりです。
mysql> create table SumDemo
-> (
-> Words varchar(100),
-> Counter int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.93 sec)
続いて、INSERTコマンドを使っていくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into SumDemo values('Are You There',10);
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into SumDemo values('Are You Not There',15);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into SumDemo values('Hello This is MySQL',12);
Query OK, 1 row affected (0.09 sec)
mysql> insert into SumDemo values('Hello This is not MySQL',14);
Query OK, 1 row affected (0.24 sec)テーブルの内容を確認する
SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from SumDemo;
実行結果は以下のとおりです。
+-------------------------+---------+
| Words | Counter |
+-------------------------+---------+
| Are You There | 10 |
| Are You Not There | 15 |
| Hello This is MySQL | 12 |
| Hello This is not MySQL | 14 |
+-------------------------+---------+
4 rows in set (0.00 sec)
レコードが存在する場合:合計値を取得
以下のクエリを実行すると、条件に一致するレコードが存在する場合には合計値が返されます。
mysql> select COALESCE(sum(Counter), 0) AS SumOfAll from SumDemo where Words like '%hello%';
実行結果:
+----------+
| SumOfAll |
+----------+
| 26 |
+----------+
1 row in set (0.00 sec)
「hello」を含むレコードは2件(Counterが12と14)あるため、合計値の26が返されました。
レコードが存在しない場合:0を取得
一方、条件に一致するレコードが存在しない場合には、SUM()がNULLを返すため、COALESCE()によって0が返されます。
mysql> select COALESCE(sum(Counter), 0) AS SumOfAll from SumDemo where Words like '%End of MySQL%';
実行結果:
+----------+
| SumOfAll |
+----------+
| 0 |
+----------+
1 row in set (0.00 sec)
このように、COALESCE(SUM(列名), 0)という組み合わせを使えば、該当データの有無にかかわらず常に数値を取得できます。アプリケーション側でのNULLチェックが不要になるため、コードをシンプルに保てるのが大きなメリットです。
-
MySQLで再帰的なSELECTクエリを実行する方法【初心者向けに具体例つきで解説】
MySQLでは、ユーザー定義変数(セッション変数)を活用することで、再帰的なSELECTクエリを実現できます。本記事では、実際にテーブルを作成し、データを挿入したうえで、再帰的なSELECTの具体的な書き方を順を追って解説します。 1. サンプルテーブルの作成 まず、再帰的なSELECTを試すためのサンプルテーブルを作成します。テーブルの作成にはCREATEコマンドを使用します。 mysql> CREATE table tblSelectDemo - > ( - > id int, - > name varchar(100) - > );
-
MySQLでテーブルの最後の10件のレコードを取得する方法
MySQLでテーブルの末尾にある10行(最新の10件)を取得したい場合は、SELECT文とLIMIT句を組み合わせたサブクエリを利用します。この記事では、実際にテーブルを作成し、データを挿入しながら、最後の10件を取得するクエリの手順を具体的に解説します。 1. サンプルテーブルの作成 まず、動作確認用のテーブルを作成します。 mysql> create table Last10RecordsDemo -> ( -> id int, -> name varchar(100) -> ); Query OK, 0 rows affected