AUTO_INCREMENT列にPRIMARY KEYの設定は必須?MySQLでの正しい使い方を実例付きで解説
はい、AUTO_INCREMENTを使用する場合はPRIMARY KEYを設定するのが基本です。AUTO_INCREMENTは一意な連番を自動的に採番する仕組みのため、その列は必ず何らかのキー(インデックス)として定義されている必要があります。通常はPRIMARY KEYとして設定するのが最も一般的で推奨される方法です。
サンプルテーブルの作成
まず、AUTO_INCREMENTとPRIMARY KEYを組み合わせたテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
(
EmployeeId int NOT NULL AUTO_INCREMENT,
EmployeeName varchar(40),
EmployeeAge int,
PRIMARY KEY(EmployeeId),
UNIQUE KEY(EmployeeName,EmployeeAge)
);
Query OK, 0 rows affected (0.96 sec)テーブル構造の確認
DESCコマンドでテーブルの構造を確認してみましょう。
mysql> desc DemoTable;
実行すると、以下のような出力が得られます。
+--------------+-------------+------+-----+---------+----------------+ | Field | Type | Null | Key | Default | Extra | +--------------+-------------+------+-----+---------+----------------+ | EmployeeId | int(11) | NO | PRI | NULL | auto_increment | | EmployeeName | varchar(40) | YES | MUL | NULL | | | EmployeeAge | int(11) | YES | | NULL | | +--------------+-------------+------+-----+---------+----------------+ 3 rows in set (0.17 sec)
Key列に「PRI」と表示されており、EmployeeIdが主キー(PRIMARY KEY)かつauto_incrementとして設定されていることが確認できます。
レコードの挿入
INSERT文を使って、いくつかのレコードを追加します。このとき、EmployeeIdは指定しません。
mysql> insert into DemoTable(EmployeeName,EmployeeAge) values('Chris',25);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable(EmployeeName,EmployeeAge) values('Robert',34);
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable(EmployeeName,EmployeeAge) values('Mike',32);
Query OK, 1 row affected (0.09 sec)レコードの表示
SELECT文ですべてのレコードを表示して、連番が自動的に割り振られているか確認します。
mysql> select *from DemoTable;
実行結果は以下の通りです。
+------------+--------------+-------------+ | EmployeeId | EmployeeName | EmployeeAge | +------------+--------------+-------------+ | 1 | Chris | 25 | | 3 | Mike | 32 | | 2 | Robert | 34 | +------------+--------------+-------------+ 3 rows in set (0.00 sec)
このように、EmployeeIdを明示的に指定しなくても、1から順に一意な連番が自動的に採番されていることがわかります。
まとめ
AUTO_INCREMENT列は必ずキー(インデックス)として定義する必要があります。特にInnoDBストレージエンジンでは、AUTO_INCREMENT列はPRIMARY KEY、または先頭のUNIQUE KEYとして設定しなければなりません。重複のない一意なIDを安定して生成するためにも、AUTO_INCREMENTとPRIMARY KEYを組み合わせて使うのがベストプラクティスといえます。
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