【MySQL】UNIONとDISTINCTを使って先頭の2つの値を固定表示し、残りのレコードを表示する方法
はじめに
MySQLでは、SELECT文とUNION演算子を組み合わせることで、特定の値を結果の先頭に固定表示しつつ、テーブル内の残りの値をDISTINCTで重複なしに表示できます。本記事では、その具体的な手順をサンプルコードとともに解説します。
1. テーブルの作成
まず、以下のコマンドでテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
(
FirstName varchar(100)
);
Query OK, 0 rows affected (0.96 sec)2. レコードの挿入
INSERTコマンドを使って、テーブルにレコードを挿入していきます。
mysql> insert into DemoTable values('Chris');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Robert');
Query OK, 1 row affected (0.15 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Mike');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable values('David');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)3. 全レコードの確認
SELECT文を実行して、テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
実行すると、次のような出力が得られます。
+-----------+ | FirstName | +-----------+ | Chris | | Robert | | Mike | | David | +-----------+ 4 rows in set (0.00 sec)
4. 先頭の値を固定して残りを表示するクエリ
以下のクエリでは、SELECTとUNIONを使って'Robert'と'David'を先頭に固定表示し、その後DISTINCTを使ってテーブル内の残りの値を重複なく表示しています。
mysql> select 'Robert' AS FirstName UNION select 'David' AS FirstName UNION select DISTINCT(FirstName) AS FirstName from DemoTable;
このクエリを実行すると、以下のような出力が得られます。
+-----------+ | FirstName | +-----------+ | Robert | | David | | Chris | | Mike | +-----------+ 4 rows in set (0.00 sec)
まとめ
UNION演算子は複数のSELECT文の結果を縦に結合するため、文字列リテラルを含むSELECT文を先頭に配置すれば、任意の値を優先的に表示できます。また、UNIONには重複行を自動的に除去する性質があるため、DISTINCTを明示しなくても重複データは除外されます。このテクニックを活用すれば、通常のORDER BYでは実現できない柔軟な表示順序を持つ結果セットを簡単に取得できます。
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