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MySQLのSELECTでNULL値を0に変換し、新しい列として表示する方法

IFNULL()関数でNULL値を0に置き換える

MySQLでは、SELECT文の実行結果においてNULL値を別の値(ここでは0)に置き換えて表示したいケースがよくあります。そんなときに便利なのがIFNULL()関数です。IFNULL()は、第1引数がNULLでない場合はその値をそのまま返し、NULLである場合は第2引数で指定した代替値を返します。

基本構文は以下の通りです。
IFNULL(列名, 代替値)

サンプルテーブルの作成

まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。

mysql> create table DemoTable (Value int);
Query OK, 0 rows affected (1.02 sec)

レコードの挿入

次に、insertコマンドでテーブルにデータを挿入します。ここでは意図的にNULL値も含めています。

mysql> insert into DemoTable values(NULL);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable values(10);
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable values(20);
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable values(NULL);
Query OK, 1 row affected (0.15 sec)
mysql> insert into DemoTable values(30);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)

select文ですべてのレコードを表示して確認してみましょう。

mysql> select *from DemoTable;

上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。

+-------+
| Value |
+-------+
| NULL  |
| 10    |
| 20    |
| NULL  |
| 30    |
+-------+
5 rows in set (0.00 sec)

「Value」列にNULLが2つ含まれていることが確認できます。

NULLを0に変換して新しい列に表示する

元の列をそのまま残しつつ、NULLを0に置き換えた値を別の列として表示するには、次のようにクエリを記述します。

mysql> select Value,IFNULL(Value,0) from DemoTable;

実行結果は以下の通りです。

+-------+-----------------+
| Value | IFNULL(Value,0) |
+-------+-----------------+
| NULL  | 0               |
| 10    | 10              |
| 20    | 20              |
| NULL  | 0               |
| 30    | 30              |
+-------+-----------------+
5 rows in set (0.00 sec)

このように、元の「Value」列にはNULLがそのまま表示される一方、「IFNULL(Value,0)」の列ではNULLがすべて0に置き換えられて表示されます。

補足:AS句で見出しを付け、COALESCE()でも代用できる

AS句を使えば、出力列にわかりやすい別名を付けることができます。

mysql> select Value, IFNULL(Value, 0) AS ValueWithZero from DemoTable;

また、COALESCE()関数を使っても同じ結果が得られます。COALESCE()は引数の中から最初に現れたNULL以外の値を返す関数で、引数が2つの場合はIFNULL()と同じ動作になります。

mysql> select Value, COALESCE(Value, 0) from DemoTable;

用途に応じてこれらの関数を使い分けることで、NULL値を含むデータも読みやすく整形して表示できます。

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