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MySQLで特定の文字で始まるカラム名を抽出し、GROUP_CONCAT()で連結する方法

はじめに

MySQLでは、INFORMATION_SCHEMA.COLUMNSテーブルとLIKE句を組み合わせることで、特定の文字で始まるカラムだけを簡単に抽出できます。さらに、GROUP_CONCAT()関数を使えば、取得した複数のカラム名を1つの文字列として連結することも可能です。

本記事では、その具体的な手順をサンプルコード付きで解説します。

基本構文

特定の文字で始まるカラム名を取得し、連結するには、以下のような構文を使用します。

SELECT GROUP_CONCAT(COLUMN_NAME SEPARATOR ' , ')
FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
WHERE table_name = 'yourTableName'
AND table_schema = 'yourDatabaseName'
AND column_name LIKE 'yourSpecificLetter%';

各要素の意味は次のとおりです。

  • COLUMN_NAME:INFORMATION_SCHEMA.COLUMNSにはデータベース内の全カラム情報が格納されており、COLUMN_NAME列からカラム名を取得します。
  • LIKE '文字%':%はワイルドカードで、「指定した文字で始まり、その後に任意の文字列が続く」という条件を表します。
  • SEPARATOR:連結時の区切り文字を指定できます。デフォルトはカンマ(,)です。

サンプルテーブルの作成

まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。

mysql> create table DemoTable671(
    ClientId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    ClientName varchar(100),
    ClientAge int,
    ClientAddress varchar(200),
    ClientCountryName varchar(100)
);
Query OK, 0 rows affected (0.62 sec)

このテーブルには、「Client」で始まる5つのカラム(ClientId、ClientName、ClientAge、ClientAddress、ClientCountryName)が定義されています。

カラム名を抽出して連結するクエリ

続いて、「Cl」で始まるカラム名をすべて取得し、連結してみましょう。

mysql> SELECT GROUP_CONCAT(COLUMN_NAME SEPARATOR ' , ')
    FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
    WHERE table_name = "DemoTable671"
    AND table_schema = "web"
    AND column_name LIKE "Cl%";

実行結果:

+-----------------------------------------------------------------------+
| GROUP_CONCAT(COLUMN_NAME SEPARATOR ' , ')                             |
+-----------------------------------------------------------------------+
| ClientId , ClientName , ClientAge , ClientAddress , ClientCountryName |
+-----------------------------------------------------------------------+
1 row in set (0.00 sec)

このように、「Cl」で始まる5つのカラム名が、指定した区切り文字で連結された状態で1行に出力されました。

実装時のポイント

上記のクエリでは、table_schemaにデータベース名「web」を指定しています。実際に使用する際は、ご自身の環境に合わせてテーブル名・データベース名・先頭文字を適宜変更してください。

また、いくつか補足しておきます。

  • 大文字・小文字の扱い:LIKE句での大文字小文字の判定は、照合順序(collation)の設定によって異なります。厳密に区別したい場合は、BINARY column_name LIKE "Cl%"のように記述すると確実です。
  • 区切り文字の変更SEPARATOR ', 'SEPARATOR '|'など、任意の区切り文字を指定できるため、出力形式を用途に応じて自由に調整できます。
  • 並び順の制御:カラム名をソートして連結したい場合は、ORDER BY COLUMN_NAMEを含むサブクエリと組み合わせるとよいでしょう。

この手法は、動的にSQLを生成するツールや、テーブル構造の一覧を手軽に確認したい場合などに非常に便利です。

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